ジャズで独立する方法

「ロックで独立する方法」忌野清志郎を読む。どんな業界でも大をなした人の話は面白い。昔RCサクセション大阪公演の警備員のバイトをしたのを思い出した。その少し前にレインボーのコンサートで死人が出たというので、警戒が厳重になり急遽お呼びがかかったのだ。我々警備員はステージのすぐ下、客席に向いて睨みをきかせるのが仕事だった。アップテンポの曲では客は立ってもいいが、バラードになったら座らせろという指示が出ていた。最前列を座らせたら、後ろはすんなり座ってくれる。さすが行儀の良い日本人客。わたしはバイトだが、同級生の友人は切符を買って聴きに来ていた。わたしもRCの音楽を聴いてはいたが、ローリングストーンズやオーティス・レディングのコピーじゃないかと若干バカにするような気持ちもあった。リハーサルでは、ステージから漏れ聞こえてくるエレピの音が美しく、レコードと同じだあと素直に感激した。コンサート終了後は、客がまだ居るうちにメンバーは会場を脱出。我々警備員はお疲れ様でした!と足早に出て行くキヨシローとチャボを見送った。


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