ボランティアは楽し

 ボランティア活動はなかなか気持ちのいいものである。最近はあまり行かなくなったが、よく老人ホームへおじいちゃんおばあちゃんの散髪に行ったものだ。なかには「お兄ちゃん、内緒やで。これ取っとき」と折り畳んだ千円札を差し出すおばあちゃんもいたが、それじゃあボランティアにならないのでと丁重にお断りした。交通費は出ないが、理美容師さんへせめてものお礼にとお昼にはサンドイッチが配られる。これも嬉しかった。わたしの母は、もうボランティアしてもらわないといけない年齢だが、腕が鈍らないようにと、いまだに毎月老人ホームへ散髪のボランティアに出かけ、このサンドイッチをもらってくる。
 これがもし、ボランティア活動でなく仕事だったらどうだろう?半日数人の散髪をして技術料、出張料、交通費、あわせて何万円かの見積もりを出して、日時と給湯設備は整っているのか等の相談をして、いや、それはできませんと断る場合もあるかもしれない。昼食がサンドイッチ一個?なんだよシケてるなあ(^^;
 ボランティアならタダでも喜んでやるのに、仕事となるとたくさんお金をもらっても面倒になるから人間の心理とは不思議なものである。


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