キース・ジャレット(p) 『The Carnegie Hall Concert』

キース・ジャレット(p) 『The Carnegie Hall Concert』

 たった一台のピアノで殿堂カーネギー・ホールを熱狂させたキースのソロコンサート。ハードルの高さは、同じホールでも厚生年金ホールとはわけがちがう。「Part 1」から「Part 10」までは、おそらく得意の即興だろうが、『ケルン・コンサート』のように一曲のなかで曲想が展開するのではなく、一曲ごとに異なるモチーフで完結させている。前衛的な[1]で始まり、低音弦が厳かな[2]、湖面のような美しさをたたえた[3]と進むにつれ、聴衆はキースの世界へ引きずり込まれていく。Disc2の[6]以降はアンコールのようで、ヤンヤヤンヤのものすごいアプローズ。待ってましたの[8]にブルースの[9]と、聴けば聴くほど好きになる。 ★★★★

[Disc1]
1. Part 1   9:54
2. Part 2   3:32
3. Part 3   4:43
4. Part 4   5:19
5. Part 5   9:54

[Disc2]
1. Part 6   6:51
2. Part 7   8:35
3. Part 8   5:19
4. Part 9   8:25
5. Part 10   9:46
6. The Good America   6:45
7. Paint My Heart Red  8:30
8. My Song  8:04
9. True Blues 7:01
10. Time on My Hands  7:30

Keith Jarrett (p)
[ECM] 26.Sep.2006. Carnegie Hall NY   Engineer: Martin Pearson


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