「SPリベラメンテ」プロトタイプを聴く(その2)

 行きの車中では、ハンドルを握る秋葉社長からいろいろと話を聞くことができた。
 「今度の”SPリベラメンテ”は、最初の段階から予想をはるかに飛び超えていました。(今日持ってきたのは)まだ試作品の段階ですが、まだまだよくなると思います」
 この、「まだまだよくなる」という意味がよくわからなかったので、この際だから詳しく訊いてみよう。

 いつも、近日発売と言いながら出るのが遅れるインフラノイズ製品。開発のプロセスは、こうだ。まず、こういう製品を作ろうというアイデアから試作してみる。で、これはいけそうだということになれば、蓄積されたノウハウの中から、さらによくなる方法を試しながら音に磨きをかけていく。そして、「もうこれ以上よくなることはない」と判断した時点で商品化、発売となる。

 大手メーカーの、まず売れそうな商品の企画・デザインから始まり、なにがなんでも発売日に間に合わせるといったモノ作りとは、まるで違っている。あくまでも音質優先なのである。毎度言ってるが、特にSPリベラメンテは凄いらしい。試しに作ってみたら、もう凄すぎて発売せずにいられない。というわけで、かねてからインフラノイズ製スピーカーケーブルの発売を待ちわびていたMさんに聴いていただこうという話になったのである。

 では、いよいよ本邦初公開!これがSPリベラメンテだ!ジャジャジャジャーン!!!!

SPリベラメンテ試作品

 って、いつもと同じじゃないの(^^;
 他のもいろいろ試したが、どうしても被膜は青ウールでないとダメなんだそうな。端末処理はハンダで固めてある。Yラグやバナナプラグも固有の音がするため難しいという。
 ちなみに、Mさんが使っているのは某有名ケーブルメーカーのメーター3,000円位の物らしい。

 SPリベラメンテは、他のリベラメンテと同様に、1.3m、2,6m、3,9mと、1,3の倍数でラインナップされる予定だが、これは「1.3」という数字そのものに秘密があるわけではなく、開発の際に基準の長さとして、使いやすい長さの「1.3」を採用したそうだ。べつに1mが基準でも作ろうと思えば作れるのだが、リベラメンテは「1.3」を基準にチューニングされたものであるから、これを1mにすれば、たちまちバランスが崩れてしまう。ただの切り売りケーブルとは一線を画すのだ。

 さて、前置きが長くなった。アヴァロンダイヤモンドにSPリベラメンテを結線するのだが、端子が底面にあるため、ここで一旦アヴァロンを倒さなくてはいけないのだった。(つづく)

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