まだまだリベラメンテ!!

 おかげさまで、リベラメンテケーブルは、新製品CCV-5が出た今でもよく売れており、1セット買ったら良かったので追加購入という、必殺のリベラメンテパターンで伸び続けている(^^;
 今回も、GPS-777に続いて、2セット目のリベラメンテを購入された方からの素晴らしいレポートをご紹介したい。


リベラメンテ届き、早速CDプレーヤーとプリアンプ間につないで聴いております。
前回のプリとパワー間につないだときは、少しエージングの効果なのか、二三日してから、より良くなったように聴こえましたが、今回は即効でした。

なんといってもSACDの『きめ細かさ』が一番出ます。

また、GPS-777の時も感じましたが、普通に聴いていると分からなかった、演奏者の実力が露呈するようで面白いです。

私はシモーネヤングのブルックナーを、特に2番の演奏をべた褒めしていますし、実際エソテリックのK-03の購入の際はこのSACDの音の素晴らしさが一つのきっかけにもなりました。

ところが前回と今回で2回リベラメンテでシステムをつなぎ変えてみると、このシモーネヤングの振るオーケストラの力量不足が分かってしまったのでした。

別に下手というわけではないのですが、一流半みたいな感じです。

ジャズではコルトレーンのシングルレイヤーのSACD「マイフェイヴァリットシングス」は、今までなんでこんなオリジナルにも存在しなかったモノラル盤を出すのだろうと思っていたのですが、今回リベラメンテをつなぐことで、今までタラタラと時間つぶしに聞こえていた、マッコイのソロの部分が実にコロコロと気持ちよく聞こえますし、結構いろんなことをやってるんですね、マッコイ。
私はこの曲のこの録音ではまだマッコイは曲に対するアプローチが見えてないので、コードで確認している程度だと思ってはいるのですが、それはそれで今でも考えは変わりませんが、それなりに、マッコイがチャレンジしている様子がしっかりと聞き取れました。
あっという間に一枚丸ごと聴いちゃいました。

「カインドオブブルー」(通常CD)の冒頭のベースのおどろおどろしい事!
「ブルーインブリーン」のエバンスのタッチがほかのピアニストとこれほどか、というほど異なること。
つまり立ち上がりの美しさとそこから減衰して余韻に至るまでの一音一音の美学のようなものに息が苦しくなる気持ち良さを感じます。

『キーオブライフ』も全曲一気に聴いてしまいました
このアルバムをはじめスティービーの作品は一人で演奏しているパートが多いためにダビングし過ぎで音が悪い、というイメージがあるのですが、それがシステムが改善されるたびにこのアルバムほど音がグングンよくなっている作品はありません。

今回もそれは同じで、特に今まであまり印象に残らなかった曲(私の場合「ブラックマン」なのです)が、大変凝った作りになっているのを気付かされ、改めてスティービーに捨て曲なし、と確認できました。

今回はケーブルでの改善になりましたが、前回のメールでも書きましたが、次はCCV-5という機種が私のK-03にも有効なものかどうかを是非試聴させていただければ、と思っております。
値段も手ごろなので、この価格でこれ以上音が良くなるなら是非購入したいと思っております。

では、今回もありがとうございました。


 リベラメンテに限らず、インフラノイズ製品のファンの方というのは、ほんとうに音楽が好きな人が多いんだなあと、つくづく思う。今回ご紹介したレポートも、音楽の内容の本質的な部分に言及しており、社長も「わが意を得たり」と膝を叩いたことだろう。ホールの広さだとか、雑音が聞こえるか否かとか、オーディオマニアが陥りやすい単なる性能比較を超えた、音楽再現性に特化した製品を出し続けるメーカーなのである。

 もちろんリベラメンテを導入する過程で、ホールの広さがわかるようになったり、隠れていた細かい雑音が聞こえるようになったりすることも、あるにはあるだろうが、インフラノイズはそういうことを目指して設計してるわけではない。あくまでも音楽優先。その他の要素は音楽再生を究めるなかで、勝手に付随して出てくるものなのだ。

 インフラノイズ製品は、音楽を愉しむということにかけては天下一品。それでも、見て美しいものでなし、友人に自慢できる類のものでなし、繋げば繋ぐほど収まりは悪くなるし、それでもしょうがないなあと困った顔で購入してくださるのは、ひとえに音が良く、音楽の真髄が伝わってくるからなのだと思う。

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コメント

あんまり売れると、生産や発送が忙しくなって、デジタルケーブルの開発が遅れるかもしれない。
みなさん、注文はほどほどにしましょう(爆

でも、「いつまでもあると思うな、親とリベラメンテ」とも言うし???
Aquiraxも、もう一本注文しようかなあ(^^;

投稿者 Aquirax : October 17, 2012 08:52 PM

売れてる売れてる!すごいすごいぞ!リベラメンテ!( ̄▽ ̄;

投稿者 Master : October 17, 2012 06:49 PM

音質的にも"まだまだ"伸びしろがあるってことですね!
デジタルケーブル発売は年末商戦(今時そんなものがあればですが)に間に合うんでしょうか?

名前ですか?
いっそのこと「デジラ」・・・・・・

というのは冗談ですが、
ここは「メンテ」が付く音楽用語シリーズではいかがかと。
Aquiraxの一押しは「エターナメンテ」です。
途切れない???感じがして良さ気でしょ(笑

投稿者 Aquirax : October 9, 2012 07:04 PM

試作段階から命名で盛り上がっていますね。ベルカント、リベラメンテの愛用者としては、音楽用語路線は継続してほしいですね。 http://www.geocities.jp/ongakuyougosyuu/menu.html
上記にいろいろありますが、試聴の印象からすると、jubilusかな。本当に音楽の歓びを感じました。

投稿者 酒仙坊 : October 9, 2012 06:23 PM

「ゴジラVSビオランテ」みたいでちょうど良いのではないですか?(^^;

過去には「マグナライザー・ジャイアント」なんて製品もあることだし(笑)

投稿者 Master : October 9, 2012 04:11 PM

アダージョやソステヌートのようなただの音楽用語を
拝借しただけの愛称だと思うが、デジラメンテとなると
やっぱりゴジラを思い浮かべてしまう。せっかく高尚な
雰囲気にしようとしたのだろうから、怪獣的なイメージでは
どうなんだろう。

投稿者 Ken : October 9, 2012 03:31 PM

MENTEは、メンタル、心、マインドを表していて、
liberal(寛大な、偏見のない)と合わさってイタリア語のLIBERAMENTEとなっていますので、
デジタル版リベラメンテは、スペイン風にDIGI LA MENTE(デジラメンテ)ではどうかなと、勝手に思っております(^^;

スペイン語だと「DIGIの心」だけど、
ポルトガル語だと、「DIGI 彼女の心」になるみたい。面白い。
http://translate.google.co.jp/#pt/en/digi%20la%20mente

投稿者 Master : October 9, 2012 02:12 PM

ディジタルリベラメンテ試聴印象
マスターが報告された故K谷さんを偲ぶ会で仮称ディジタルリベラメンテ開発中との報に接し、早速インフラノイズに試作品の試聴を申し込んだところ、うまく日程があって試聴が実現しました。試作段階のこととて詳細仕様は聞くことができませんでしたが、リベラメンテ開発のノウハウを活かして開発が進められているということのようです。
同席していただいたのは、タンノイオートグラフ、ウェストミンスター、クオード、マランツ、マッキンなど古今の名機を使いこなしてこられた、うるさ型のベテランマニアで大のクラシックフアン二人です。
試聴はGPS-777からクロック入力したCCV-5とDAC-1の間に繋ぎ、インフラノイズの現行製品DGC-B5との1対1比較で行いました。試聴は主にGPS-777からクロック入力したEMT982のCD再生で行いました。
最初に聴いたのはベートーベンの弦楽Qで、往々にして単調かつ退屈になりがちな曲がディジタルリベラメンテでは生き生きと演奏されていることが分かります。その他、チェンバロの弦の震えがどうだとか、バイオリンのビブラートのかけ方が分かるとか、弦の重奏部の分離となじみ方が良いとか、うるさ型らしいコメントが次々と飛び出してきます。
その他、カルミニョーラとヴェニスバロックのヴィヴァルディV協、ミュンシュ/ボストンの幻想など、生演奏を彷彿とさせる音楽が流れてきました。圧巻はカザルスのソロで深遠で哲学的で厳格極まりない演奏が生き生きと描写されました。
DGC-B5他のディジタルケーブルは純正律の音が濁らないという判断基準の下に開発されたものですが、ディジタルリベラメンテを聴いてしまうと、心地よい聴きやすさはあるものの、詰めの甘さというか、完成度にまだ欠けているところがあったのではないかと言うことが分かります。
最後にクロック入力のないマランツCD-95でも聴いてみましたが、ガムランなどを聴くとリアルさが際立ち、バリ島で聴いた生がこうだったとかというコメントも出てきました。
うるさ型マニアの、「これで市場に出していいのではないか、早く欲しい」というコメントで試聴を終わり、いつものとおり鱶のようなガブ飲み会になだれ込みました。

投稿者 酒仙坊 : October 9, 2012 01:41 PM

そうだ、そうだ!
いっぱい儲けてハワイへ行こう!!( ̄▽ ̄;

投稿者 Master : October 9, 2012 09:19 AM

この「まだまだ!」は、まだまだ売れるぞ、売るぞ!!、という意味だと思いますが、
Aquiraxは別の意味で「まだまだ」と思っています。
まだぜんぜん普及してないという、少しネガティヴな意味です。
実力の割りに評価されてない、
否、実力が評価されている割りに、実際に聴いている人はまだ一握り・・・・・

もちろん、伺うかぎり、JJでの売り上げは過去最高のペースです。
しかし、もっと売れなければおかしい。
絶 対 に お か し い 。
みんなが潜在的に待っていた製品なのにいいいい!!!!

売り上げのペースがゆるい理由の一つには、
手作りで生産が間に合わないので、ガンガン売るわけにもいかず、
販売数を伸ばしようがないということがあると思います。
Masterにしたって、理容室の業務の合間に取り次ぎの仕事をこなしているわけで、
これまでの販売ペースを維持しておられるだけでも頭が下がります。
失礼ながら、ヒットしても大きな利益が見込める価格帯の製品ではないと思います。

しかし、しかし、しかし、しかし、
これは人類の文化の問題だ、といったら大げさでしょうか。
リベラメンテのようなコンセプトで作られたオーディオ製品が他にあるでしょうか?
わたしは心から思います。もっと他にもあるなら、どんなに良いだろう。
でも、残念なことにありません。
だったら、今は、インフラノイズ社、JJにがんばって貰うしかありません。
未来のオーディオ界の行方がかかっているのです。
ここで変に謙遜して欲しくありません。
秋葉社長、万が一にも引退なんて言いだしたら(・・ピー・・)
まっ、その時は現存の製品全部買い占めますが(爆

Aquiraxも精一杯書かせてもらいます。
まだまだ! まだまだ!
リベラメンテ!!(「メ」にアクセントを置いて、ラテンぽく、明るく発音しましょう)

投稿者 Aquirax : October 6, 2012 08:41 PM