News Release インフラノイズよりGPS・クロック・ジェネレーター「GPS-777」新発売

GPS777
㈱インフラノイズよりGPS・クロック・ジェネレーター「GPS-777」新発売の案内が届きました。
以下カタログより転載

~セシュウム・クロックを遥かにしのぐ音質~
ORTHO SPECTRUM
GPS・クロック・ジェネレーター
「GPS-777」

驚異的な音質のGPSを利用したクロック・ジェネレーターです。計り知れないコストがかかった軍事衛星のクロックが信号源だからこそです。

 デジタルオーディオはコンピュターを使用したPCオーディオ、ハイビット、ハイサンプリングへと進化してますます高性能化しています。高精度な外部クロックを用いることで大きな音質向上があり、多くのマニアは既に行なっています。クロックの精度は一般的にOCXO,ルビジュウム、セシュウムのクロック順で向上し、その精度と音質は深く関連しています。ではセシュウム・クロックが最高の精度かというとそうではありません。産業用の入手可能なセシュウム・クロックより遥かに高精度なクロックは存在します。レーザー光線が気体原子に吸収されるときの放射圧を利用して、気体原子の運動エネルギーを減じ、温度を下げ結果として飛躍的に精度を向上させる技術が近年に実現しました。この技術を応用することでセシュウム・クロックの精度をいっきに向上することが可能となり、1500万年に1秒も狂わないといわれる超セシュウム・クロックが製作されています。そのコストは想像を絶するものでしょうが、GPS人工衛星には超セシュウム・クロックあるいはそれと同等以上の水素メーザーなどの超高精度原子時計が搭載されている可能性は充分考えられます。GPS人工衛星は本来軍事目的だから当然のことでありましょう。

これほど超高精度なクロックを得る現実的方法はGPSを利用すること以外には考えられません。

 オーディオマニアが実際に高精度のクロック・ジェネレーターを購入する場合にセシュウム・クロック・ジェネレーターは最低でも数百万円はするので現実的ではありません。ところがGPSのクロックをうまく利用することが出来れば夢のような話が実現します。GPS-777がそれを可能にしました。高感度のGPSレシーバーでGPSのデーターをキャッチして、オーディオに適した高音質のワードクロックに変換するのです。1500万年にたった1秒しか狂わないクラスの超高精度のクロックが96KHzや192KHzのオーディオ用ワードクロックに生まれ変わります。

しかしなぜ高精度のクロックを用いれば音質が向上するのでしょうか?精度の差は聞き分けられるのでしょうか?

 デジタルオーディオ信号では、サンプリング周波数を規定することにより、時間軸座標を除きサンプリング周波数毎の振幅軸座標数値のみを伝送します。例えばCDではサンプリング周波数は44.1KHzとし、一秒間に44100回のサンプリングを行い、データーとデーターの間隔は22.7μsecとなります。そしてデジタル録音の現場では、アナログ信号を忠実にデジタル化するために間隔を出来るだけ精度を落すことなく録音します。
 一方、デジタル伝送では、信号が0か1を判断するスレッシュホールドレベルを基準にします。このレベルは、電流電圧の変動、アース電位の変動、熱撹乱雑音、誘導ノイズなどの影響で変動しますので、伝送波形が完全方形波の場合は問題ないのですが、波形が方形波から鈍っているとこのレベル変動で波形整形回路の出力にジッター(時間軸の揺らぎ)が発生します。
 また、クロック信号そのものにジッターが含まれると、このジッターがデジタル信号をアナログ信号に戻すD/A変換の際に変換後のアナログ波形に歪みをもたらせます。つまり、いくら時間軸以外を忠実に録音再生できるようにやっても最終的にこの変換の段階で時間軸を正確にしておかないと忠実なアナログ信号が得られないことになります。録音の際には、それ程精度の高いクロックを使ってはいないから、再生の時にだけ精度の高いクロックを使うということに意味はないという考えは通用しません。

 インフラノイズの製品開発にあたっては、こういった悪影響を及ぼすノイズの除去、電圧の安定化、振動対策、温度補償型水晶クロックの採用、電波時計のクロックを利用するABS-7777や高精度の水晶クロックを利用するCCG-525などによる外部クロック入力装置を開発して参りました。
 今回はこういったクロックの精度を極限まで上げることにチャレンジし、GPSのクロックを利用したクロックジェネレーターを開発しました。 結果は予想どおり市販のルビジュウム・クロック・ジェネレーターはもちろん、セシュウム・クロック・ジェネレーターさえ及ばぬ超高音質が得られました。なお、CDよりサンプリング周波数の高いハイレゾリューション音源のPCオーディオによる再生では、さらにクロックの精度が要求されるものと推察されます。
 そして、このGPS-777を用いて、DDコンバーター、DAコンバーター、CDトランスポートの外部クロック入力を行なうことにより、別次元の音楽再生が可能になることが分かりました。即ち、こういった時間軸の揺らぎを極小化することは、音楽再生上、もっとも重要なことであることが分かりました。今までアナログ録音再生システムにどうしてもかなわなかった重要な部分が解決されたことにより、PCオーディオだけでなく、デジタルオーディオ再生システムの音質を根本から変えてしまいました。

GPS-777の構成は全て音質のために設計されています。目的は精度を誇ることではありません。

 GPS-777はクロック発生部とGPS電波受信部の二つの部分に分かれています。小さい箱が受信部で10mのケーブルが標準です。この部分を窓際に設置します。空が見えるガラス窓なら通常は窓際に受信部を設置すれば受信可能です。近接した建物が窓の前ある場合や上空が見えない場合のために受信部は防水仕様になっています。
 受信部は高感度のGPSレシーバーで人工衛星の電波を受信してクロックデーターをケーブルで送りだします。スタンバイモードでは受信部だけに電源が供給されますので電力消費は最小限になります。この状態でジェネレートスイッチを入れるとすぐに安定したワードクロックが出力可能です。GPS777本体ではクロックデーターは音楽に不必要なノイズを除去されて44.1KHzから192KHzのワードクロックに変換されます。
 ワードクロックは精度は同じですが、音楽のジャンルや目的に応じてハイフィデリティーとミュージカルの2種類のクロックが選択できます。本体の内部は変換部への有害な振動を遮断するためマグネット浮上を行なっています。なんらかの事情でGPS受信が中断した場合は、充分な精度を持つOCXOが働きますのでワードクロック出力が途切れることはありません。

 このため再生時のみならず現場での録音やマスタリングでの使用の際も安心です。これまでの方法では決して得られない驚くべき効果が確認できます。
 録音のみならず編集、マスタリングでも、コピーであるものが元のマスターの音質を上回ります。CDRを作成したとすれば、コピーであるCDRがコピー元のオリジナルCDより音質が向上するという結果が簡単に起こります。アナログコピーでは考えられないことですが、高精度のクロックを用いることでデジタルではコピーは劣化しないという現象が再確認出来ます。

 アナログ録音再生では周波数特性や雑音などは劣化しても時間的な問題、ジッターによるパルス再現性の劣化は起こることはありません。音楽に深く関わりのあるこの部分に弱点のあるデジタル録音再生はいつまでたっても高度なアナログには追いつけませんでした。しかしGPS-777のある今はそうではありません。セシュウム原子時計のクロックでもアナログにはかなわなかったのがGPS-777の登場で夢が現実になりました。もうアナログとの隔たりはないと言っても間違いではないと思われます。

 飛行体を正確にコントロールさせるための軍事目的のシステムが、交通システムの制御やその他のインフラストラクチャーと肩をならべ、平和と文化に大きな繋がりを持つ音楽に役立つようになったのは素晴らしいことです。世界中のオーディオを含む音楽世界が驚愕する事件と言っても大げさでないと信じています。
 低コストで最高の音質が得られる為、CD製作現場では必ず必要な機材になることでしょう。業務用、民生用を問わずまたコストの制限をしない場合でも、現状で世界最高の音質を求めるならGPS-777なしでは不可能であると言っても決して言い過ぎではありません。

最高クラスデジタルオーディオ機器の音質向上をお約束します。

 GPS-777は外部入力クロック端子を備えるデジタル機器以外には使用できません。DAコンバーター、DDコンバーター、サンプルレートコンバーター、ADコンバーター、CDトランスポート、DVD・SACDトランスポート、CDRレコーダー、固体メモリーレコーダー、スチューダーA730のような一体型CDプレーヤー、その他デジタルオーディオ機器、これらで外部入力クロック端子があるものに限り使用可能です。6個の出力端子を用意していますので、44.1KHz系列及び48KHz系列のクロックを同時に合計6台の機器に送ることが可能です。

    [GPS-777規格]
  • マスター・クロック・ジェネレーター
  • ワードクロック出力 BNCアンバランス/6.0Vp-p/75Ω/矩形波
  • クロック出力周波数,出力端子数 44.1KHz X 1   88.2KHz X 1 176.4KHz X 1 48KHz X 1 96KHz X 1 192KHz X 1
  • マグネット浮上による不要振動遮断構造
  • 主な機能 アウトプット・セレクター ミュージカル/ハイフィデリティー 2ポジション

    スタンバイ・セレクター
    スタンバイ/ジェネレート
    2ポジション

  • 安定化時間
    10分(気温20℃)
  • 外形寸法
    190(W)   X  56(H) X   220(D)mm
  • 付属品  AC電源ケーブル
  • 重量 1,200g(本体)
  • 消費電力 AC100V,50/60Hz,7W
  • 価格  ¥230,000- (税別)

●商品のお問い合わせは、
株式会社インフラノイズ  Tel06-6336-5005、Fax06-6336-5007 
〒561-0812 大阪府豊中市北条町1-3-1 いかりビル

※GPS-777関連エントリー


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コメント

回答

Q:実際にGPS衛星に搭載されているアトミッククロックはどのようなものでしょうか。
もともと軍事用だから一般の産業用のセシュウムクロックより高精度を有していると言うのは推測でしょうか。
また、GPS-777はGPS衛星からの電波はどのように受信しているのでしょうか。

A:一番最後の赤色の図での英文説明を見てください。
http://www.aero.org/publications/crosslink/winter2000/02.html

詳しい仕様は軍事機密になりますので公開されていないようですが、The Aerospace Corporation のWeb-siteには、精度を上げるためのレーザー冷却を備えたCsアトミッククロックを搭載しており、地上型とは違ったコンパクトで堅牢(打ち上げの衝撃に耐えられる)な設計であることが記載されています。このような超セシュウムクロックが実際に活躍しているとの記述はなくても、当然このこれ以上のものが動作していると判断することは不思議ではありません。

GPS衛星は24基以上が12時間周期で周回しており、受信装置はそのうちの4基の電波を受けて位置を特定します。従って、GPS-777は高精度のGPS衛星のアトミッククロックを常時受信することが出来ています。

投稿者 Master : October 18, 2011 08:39 AM

回答

Q:たとえばCDトランスポートとDAコンバーターなど、複数にクロック入力端子があるばあい、すべてにGPS-777からのクロックを入れたほうがよいのでしょうか?

A:通常は上流優先のクロック接続をします。
CDトランスポート、DAコンバーターどちらもクロック入力端子の ある場合はCDトランスポートが優先です。
両方に入れたらよくなるかどうかは ケースバイケースです。

投稿者 Master : October 1, 2011 01:10 PM

回答

Q:いくらGPSのクロックのような高精度のものを使っても、人間の耳で聴き分けられないと意味がないと思われます。ジッターの可聴限界はどのくらいのところにあるのでしょうか。

A:可聴限界という言葉自体に問題があります。可聴帯域という言葉ですが、これは単純に音楽を聴く場合にあてはまるとは思えません。単音を聴いて音量を変化させていき、どこで聴こえなくなるかということに基づいているからです。音楽を聴く場合に、例えば別な音をどの周波数で、どんな音量で混ぜたら音がどう変わるのかという実験はなかったと思われます。聴こえる、聴こえないでなくてどのように音質が、演奏が変わるかということなので測定のしようがないからです。ところが音質のことを定義するのについこの可聴限界というものさしを持ち出すことをためらうことなくやっているのがオーディオです。

また水晶クロックをマスタークロックに使った条件下で、ジッターを加えて可聴限界を調べた古い文献がありますが、GPSのクロックのような高精度クロックの条件下での実験は見当たりません。従って、科学的な可聴限界の限界についての証明はないと思われます。

むしろ現実ではクロックの精度が音質に関係することはオーディオマニアの間ではあたりまえのことです。おまけに精度が高いほどよいとも思われています。クロックの精度の違いによる音質の変化がなにに起因するのかも確定した答は発表されていません。それが単なる精度ではなくて位相雑音によるものであったとしても、精度の悪いクロックのほうが精度の良いクロックより音がわるいという報告もありません。なんとなく精度の高いクロックのほうが音質に優れると思われているというべきでしょうか。

このようなわけですから、私達もクロック精度がよければよいほど音質は良くなると言い切ることができません。しかしながら、GPSのクロックを使っていただくと従来のクロック精度の条件下から飛躍的な音質を感じ取ることができることから、予想外のところまでクロック精度が音質に影響していると推察されます。DAコンバーターでデジタルをアナログに変換する際に起こるクロック精度によるわずかな変形、これがとてつもない精度の超原子時計まで関係するとは、頭の中で考えれば考えるほど理解するのは難しくなってきます。そんなとてつもない小さな変化なぞ切り捨ててしまいたいと思うのは正常だと考えます。しかしGPSのクロックを聴いてしまうと驚きとともに人間の感覚の凄さを改めて認めてしまいます。なにか音に関する根本的なことが隠れているようです。アナログには直接の波形の変化があり音の鮮度はすぐに落ちてしまいます。ところがアナログには音のかたちは変化すれどもジッターのような短期間での時間軸のあいまいさはありません。どうも人間は秒というような短期間で音のかたちを聴くと同時にパルスのズレを極めて敏感に感じていると思われます。アナログとデジタルの音の差は案外こんなところに潜んでいるのかもしれませんね。

投稿者 Master : September 16, 2011 07:16 PM

回答

Q.GPS-777の受信部のケーブルは10mからさらに延長できるとのことですが、追加料金は1mあたりいくらになりますか?
また、反対に10mが邪魔になる場合、短くオーダーすることも可能でしょうか?

A:10mの寸法を短くオーダーすることはできません。1mづつ延長してオーダーすることもできません。
10mという寸法では不足する場合に対処するためコネクター付き延長ケーブルを用意する計画はあります。
その場合は10m単位での延長になることと思われます。20m以上の延長については信号の劣化が起こりますのでその時は特別なケースとして対応します。

投稿者 Master : September 15, 2011 11:51 AM

回答

Q.ルビジュウムやセシュウムの発信機を使いワードクロックジェネレーターに10MHzを接続して発生するクロックと比べどう違うのでしょうか?言い換えればGPS-777でしか得られない効果とはなんなのでしょうか?具体的な答が欲しいです。GPS-777の存在価値はなんなのでしょうか?数百万円以上の値打ちがあると豪語するのなら証拠があるはずでしょう?

A: お答えするのに慎重にならざるを得ない鋭い質問でしたので、回答に時間がかかってしまいました。申し訳ありません。

既存のワードクロックジェネレーターに付属する10MHz外部入力端子を利用してさらに音質をアップする方法が有ります。具体的にはルビジュウム、セシュウムなどの原子時計のクロック出力あるいばGPSを校正に利用した基準時計の10MHz信号出力を接続します。この場合は使用するワードクロックジェネレーターが物理的な精度を保証する単なる時計ではなくて音質を考慮して開発されたものであっても、接続する10MHz信号がいくら精度が保証されていても音質を考慮して設計されたものではないのでその効果は半減します。オーディオシステム全体を構成する機器や接続の全ての部分が重要で、たとえ端子一つでもおろそかにすると再生音に大きく影響するのと同じことです。
インフラノイズでは今回のGPSクロックジェネレーターを開発するにあたり他社のワードクロックジェネレーターにも接続可能な10MHz信号出力端子を備えるという計画がありました。営業サイドからしてもそれはどうしても必要な機能だと念を押されていたのです。すでに多くの10MHz外部入力端子を備えたワードクロックジェネレーターが使われているから
CCG-525もその一つです。当然のことながらそのような機能にすれば単一機種としての売り上げは数倍になるのは間違いありません。しかしそのような経営上の利点がありながら、10MHz信号出力を装備する計画は没となってしまいました。端子を余分に一つ設けるだけで回路技術上は全く問題もなく、176KHzや192KHzの出力と同品質の10MHzクロック出力は簡単に発生できます。その理由はただ一つです。人工衛星から発信される超高精度の信号をキャッチしたとたんにそれは始まります。受信信号がGPS-777の入力端子に入った時から貴重な音質を維持していく勝負が始まります。端子の材質、ケーブルの選択、その長さ、基板のパターン、電子部品の選択、振動のコントロールあらゆる要素が入力信号を汚していきます。まさに綱渡りをしながらワードクロック出力を創り上げていくわけです。このような理由で残念ながら弊社製品CCG-525にGPS-777の内部からの10MHz信号を接続してもGPS-777単体でのワードクロック出力には及びません。

以上が10MHz出力端子が付属していない理由です。

質問の最後の部分、GPS-777の存在価値、GPS-777でしか得られない効果ですが、これも相当長くなりますので追ってお答えします。もう少しお待ちください。

投稿者 Master : September 9, 2011 06:06 PM

回答

Q6:外部クロックの入出力では、①10MHzや100MHzのものと、②44.1KHzとか192KHzとかシステムクロックに合わせたものと、③48KHz系列と44.1KHz系列のシステムクロックをつくるための22.5792MHz または 24.576MHzなどのものと3種類あるようです。インフラノイズ社は入出力とも、②を選択した理由は何ですか?

A6:
音質上で有利なように周波数を決めてはいますが、次のような理由もあります。
オーディオ用の外部クロックはもともとスタジオで複数の機器、映像、音声のタイミングを合わせるための基準として使われました。高精度のクロックを使うと音質が良くなるためオーディオマニアの間でも注目されてきたわけです。そのような経緯があるため波形、インピーダンスも出力電圧も入力電圧範囲もバラバラで規格が未だに有りません。機器同士の相性も起こり、現実に使用できないケースも出てきています。このためどのような周波数を外部クロックに用いられるかわかりません。インフラノイズではオーディオでは②のワードクロックが一般的であると判断し、外部クロックは48KHz系列周波数、75オームのインピーダンスを選んでいます。機器の内部で10MHzや100MHzが必要な場合でも入力周波数を10MHzではなく48MHzや192KHzにしておき、48MHzや192KHzを再び内部で10MHzや100MHzに変換するという構成を取っています。通常のオーディオ用ワードクロックジェネレーターがそのまま使用できるというわけです。

Q7:GPS-777の性能を落とさないためのBNCケーブルの選択について教えてください。

A7:BNCアンバランス/75Ωが最低の条件であり、高周波特性が良いものを選んでください。ケーブルの反射による音質上の問題があるため、クロックケーブルの長さを1.5m以下にすることはお勧めしません。短ければ短いほど良いという前提はお忘れください。弊社のディジタルケーブルDGC-B5はこの条件に適合しています。クロックケーブルもオーディオ信号ケーブルと同様に音質の差がありますのでご注意ください。弊社ケーブル以外ではベルデンの75オームケーブル、その他産業用では出来るだけ細いケーブル、1.5CQEV等をお奨めします。ベルデンケーブルにも種類があり、クラシックには不向きな音質のものがありますのでご注意ください。他社オーディオメーカー製のものは固有の音質が強いものが多くGPS-777の効果を妨げるものがありますのでご注意ください。

Q8:DAC-1には外部クロック入力端子がありませんし、外部クロック入力端子のない他社のDDCやCDトランスポートを使っています。今後、DAC-1に外部クロック入力端子をつける計画はありますか?

A8:時期は決まっておりませんが、DAC-1の後継機が発売されるときはクロック入力を装備したい考えです。DAC-1を改造して販売する計画はありません。

Q9:外部クロック入力端子がないDDC、CDトランスポートとDACを使っています。GPS-777の効果を確かめたいときはどうしたら良いでしょうか?

A9:弊社のCRV-555をDDCやCDトランスポートとDACの間に挿入してCRV-555にGPS-777から外部クロック入力を行うとGPS-777の効果をご確認いただけます。但し、CRV-555は98KHzまでの対応しかできていないことを御承知おきください。

Q10:外部クロック入力に対応したDDC、CDトランスポート、DACなどの例を教えてください。

A10:基本的にはクロック外部入力可能なデジタルオーディオ機器全てに使用が可能です。
そして全ての機種での著しい改善があります。一般的に音質的評価の高くない外部入力端子付きオーディオ機器の場合でも効果がないということは有りません。全ての場合に従来の高精度外部入力クロックを繋いだ場合に比べ大きな効果が期待できます。PCオーディオの音質向上には興味はあるが、パソコンが苦手だし、面倒な再生をする気はないというオーディオマニアの方にはまさに救いの神が現れたと言っても過言ではありません。クロック入力端子のあるスチューダー、EMT等のプロ用CDプレーヤーあるいはスタジオ用CDRレコーダー、そしてクロック外部入力端子のあるDAコンバーター、DDコンバーターを御使用ならすぐにでもお使いいただきたいと思います。PCオーディオの音の良さはクロックに関わりがあるということを本能的に理解されるかも知れません。再生だけでなく録音スタジオでの録音時の使用は今までのクロックでは決して得られない音質改善をお約束します。

投稿者 Master : August 30, 2011 09:17 AM

Q6と最後の質問(番号のない)に関心があります。下記を読んでも、各方式の特徴が今ひとつ分かりません。
ステレオサウンド2010年夏号No.175, Page164
ネットオーディオ2011年Vol.03, Page53
PCオーディオfan2011年No.4, Page194
http://www.pc-audio-fan.com/knowledge/manual/2nd_hard/2-07/ 
GPS-777への質問とは離れますが、それにますます分からないことが出てきます。例えば、ネットオーディオの記事ですが、クロックを極めると言う記事の中で、記事の前の方で「クロックジッター量(クロック周期の変化量のピーク値)は、標準的な水晶発振回路では50psec未満、30psec程度の実力であり、このレベルのジッターはDA変換のオーディオ特性にもほとんど影響しない」と書かれていていますので、発振器は水晶発振器でも良さそうに受け取れますが、後の個々の製品の評価では、10MHzアトミッククロックが音質向上に非常に効果があると書かれています。別のオーディオ誌の記事ではクロック品質はDA変換の際、最もクリティカルに働くと書かれています。
スペックに関して、先の表現ではpsec単位が使われていますが、日本のメーカーではppbが使われるのが多いようですし、あるメーカーは位相雑音を新たな尺度として提案しています。また、ある国外のメーカーは、周波数精度(ppb)、短期的安定度(ppb)、長期的安定度(ppb)、位相雑音(マイナスdB c/Hz at 10KHz)を併記しています。さらに、ネット上ではpsecの方が、ppbより音質に関係しているとしているものもあって、どの方式や発振器が、どのような定義のスペックを採用して音質に関わっていると判断できるのか、今ひとつはっきりしません。もし、そういった物差しがなければ、スペックは単なる物理特性と見ておいて、現在のところは、このような数値に惑わされない方がいいのかもしれません。

投稿者 酒仙坊 : August 26, 2011 04:07 PM

回答

Q4:アウトプットセレクターのミュージカルとハイフィデリティーではどのように音が違うのでしょうか?また、波形や回路にどのような違いがあるのでしょうか?USB-201のミュージカルとハイフィデリティーとは違うようには感じているのですが。

A4:音楽には様々のジャンルがあると同時に聴き手も様々です。オーディオ機器としての最高水準と音楽の最高水準の価値感が一致するとは限りません。それを解決するための手段としてのセレクターです。
どちらがどう違うのか、考えることなく好きなほうを、また気分や曲に応じてお使いいただけます。録音スタジオでは音楽ジャンルによりクロックを使い分けたりしますが、その目的にはぴったりです。


Q5:いくらアトミッククロックに高精度のものを使っても、水晶発振子をキャリブレートしているだけですし、分周やPLL、あるいは出力のインターフェースを経由するので、最終的には通常の水晶クロックとあまり精度が変わらなくなってしまうのではないでしょうか?それでも画期的な音質改善があるとすれば、どのような方策を採っているのですか?

A5:産業用の原子時計、セシュウムやルビジュウムのクロックジェネレーターは原発振は各元素に基づきますが最終的出力までは分周やアナログ、デジタルPLL,デジタルシンセサイズが使われています。またオーディオ以外での用途で精度を必要とするのとオーディオの音質で精度を必要とするのは少し意味が違います。産業用(時計や電波の精度を目的とする)の場合は長期、例えば一年間にどのくらいの精度を保つかということが大事なポイントです。オーディオでは一年間の精度が必要なのではなく、極めて短期(極端に言えば1秒間聴くだけで差が出る)の精度が必要です。一般にスペック上P.P.M.表示されるのは長期の精度です。インフラノイズでは原子時計の精度をわざと水晶発振機並の精度に落しても音質的な評価は逆転しないという実験結果を得ています。元の精度がいくら素晴らしいものであってもPLLなどの性能で結果が決まってしまうという考え方はスペックという物理性能の表示の場合は正しいですが、それをそのまま音質の評価に結びつけるのは無理があります。結果が真実を表しますのでご安心ください。

画期的な音質改善の方策ですが、当然企業秘密となり公表できません。精度、位相雑音その他の物理特性をまったく同じにした水晶発振機とルビジュウム発振機を比較して音質が変わらないとすればオーディオの趣味は絶望的になってしまいます。

投稿者 Master : August 26, 2011 04:06 PM

回答が来ました。

Q1: GPS-777の受信部は、家の外に出さないといけないのでしょうか?窓のないオーディオルームでは使用できませんか?

例外はあるでしょうが、原則として金属でない窓(金属の雨戸は金属という意味)で上空が見えることが最低条件です。自動車のカーナビのアンテナをダッシュボードに設置するのと同じです。
上空の見える窓が確保できないときは受信部を屋外設置する必要があります。 軽度の防水機能はあります。付属ケーブルは10mですが足りない場合は延長できます。


Q2: GPSを使った自作クロックで、GPS-777と同等の効果は得られますか?

産業機器用のGPS信号発生機を利用して既存のマスタークロックジェネレーターに接続する方法があります。それなりの効果はあります。GPS-777と比較してどうかとたずねられるなら、こう答えるしかありません。DACやUSBDDコンバーターはたくさんの種類があります。USB-201やDAC-1が他のものと比較して評価されるのと同じとしか答えようがありません。


Q3: USB-101を持っています。USB-201への買い替えとGPS-777の追加では、どちらが効果が大きいですか?また、次の組み合わせのうち、音の良いと思われる順に並べてください。
  A. USB-101+GPS-777
  B. USB-201+GPS-777
  C. USB-201+ABS-7777
  D. USB-201
  E. STUDER A730+GPS-777

1)B. USB-201+GPS-777
2)3) C.USB-201+ABS-7777 A.USB-101+GPS-777
4)E. STUDER A730+GPS-777
5)D. USB-201

2番、3番は難しいところです。
組み合わせる機器、音楽、演奏などの要素があるので一概に言えません。
ファイルでなくCDのストリーミング再生の場合はプレーヤーソフト、ドライブの差で2,3,4が逆転することは考えられます。いずれにしてもこの順位は絶対ではありません。機器の物理的、スペックの差がありますので少々無理な比較です。今後はお控えいただきたく思います。

※なお、GPS-777の画像では阪急電車のようなチョコレート色に見えますが、従来どおりのブルーだそうです。

投稿者 Master : August 17, 2011 02:01 PM

>「ここまで言うからには」って、「9月中旬発売予定」としか言ってないじゃないッスか(^^;

いえいえ。これだけスペースを取って、大々的に告知するんだから、ということです。
外から見てると「気合い入ってるなぁ。よほどいい音出たんだろうなぁ」と思いますよ~(*^_^*)

投稿者 村井裕弥 : August 16, 2011 08:23 PM

まだ聴いてませんよ~
「ここまで言うからには」って、「9月中旬発売予定」としか言ってないじゃないッスか(^^;

質問の例

Q1: GPS-777の受信部は、家の外に出さないといけないのでしょうか?窓のないオーディオルームでは使用できませんか?

Q2: GPSを使った自作クロックで、GPS-777と同等の効果は得られますか?

Q3: USB-101を持っています。USB-201への買い替えとGPS-777の追加では、どちらが効果が大きいですか?また、次の組み合わせのうち、音の良いと思われる順に並べてください。
  A. USB-101+GPS-777
  B. USB-201+GPS-777
  C. USB-201+ABS-7777
  D. USB-201
  E. STUDER A730+GPS-777

思いついたらまた書きます。みなさんもどうぞ。

投稿者 Master : August 16, 2011 06:36 PM

ここまで言うからには、もちろんMasterはこれ有りの音を聴いてるんですよね。

投稿者 村井裕弥 : August 16, 2011 04:25 PM

最近ご無沙汰しており、浦島太郎状態でしたが、
ついに出るのですね!

どこかで聴きたいなぁ~
どこかでデモする予定ありなのでしょうか??

投稿者 大@神戸 : August 14, 2011 02:18 PM

9月中旬発売予定。

GPS-777について質問がございましたら、このコメント欄に書き込んでくだされば当店からメーカーに問い合わせます。

投稿者 Master : August 13, 2011 08:29 PM