クロード・ウイリアムソン(p) 『'Round Midnight』

クロード・ウイリアムソン(p) 『'Round Midnight』

 チャーリー・パーカーやバド・パウエルほどの天才になると、彼らと「まったく同じに弾けたらそれで満足」というフォロワーが続出するが、”白いパウエル”と呼ばれたクロード・ウイリアムソンもそのひとり。オリジナリティを出そうなんて大それたことは考えず、ひたすらパウエルに肉迫することを目指す[7]は、胸のすくような快演。このレコーディングにかけるウイリアムソンの意気込みはすごいものがある。ピアノは骨太の音色で粒立ちもよく、モダンジャズの香り高い名作。アパートの窓から漏れる灯りを写したジャケットもなかなか粋だ。 ★★★★

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