アストラッド・ジルベルト(vo) 『Look To The Rainbow』

アストラッド・ジルベルト(vo) 『Look To The Rainbow』

 魔性のオンナというのは、必ずしもすごい美人である必要はない。十人並のルックスで、片言の英語、唄も決して上手ではない。なんだよ、しょうがないなあと男の自尊心をくすぐる。ハッと気がつけば、すっかり彼女の術中にはまっているではないか。全米の男性がアストルーヂの手に堕ち、彼女はボサノバの女王となった。ギル・エヴァンス、アル・コーンのアレンジ・指揮による造り込まれたオーケストラ作品。コテコテのネイティブなボサノバも悪くないが、やはりこうした米国録音のものは洗練されていて心地よい。勇ましい行進曲[5]に高揚し、足元に仕掛けられた罠にドキドキしながら[6]を愉しむ。 ★★★☆☆

1. Berimbau
2. Once Upon A Summertime
3. Felicidade
4. I Will Wait For You
5. Frevo
6. Maria Quiet (Maria Moite)

7. Look At The Rainbow
8. Bim Bom
9. Lugar Bonita (Pretty Place)
10. El Preciso Aprender A Ser So (Learn To Live Alone)
11. She's A Carioca

Astrud Gilberto (vo)

Johnny Coles (tp),Bob Brookmeyer (vtb),Gil Evans (p,arr,cond),Kenny Burrell (g),Grady Tate (ds),Al Cohn (arr,cond) and others
[Verve]
[5] 22,Nov. 1965. NYC,
[1][2][3][7][11] December 10, 1965.Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ,
[4][6][10] Dec.1965.NYC.

"南国ムードのジャズ特集"


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コメント

たどたどしい英語が良いんだっていうんで、
じゃあたどたどしい日本語で歌わせたらどうか?
そらいくらなんでもダメだろうと思ったら、意外にもいける(^^;
『ゴールデン・ジャパニーズ・アルバム』 ←試聴できます。

投稿者 Master : July 29, 2010 10:21 AM

> 魔性のオンナというのは、必ずしもすごい美人である必要はない

最近、そんな事件ありましたね。
男って因果な生き物だなぁ... と、自分自身を振り返ったり。

投稿者 mu : July 29, 2010 02:17 AM