ムースは「かきあげる」ワックスは「つまむ」

 ヘアスタイリング剤もいろいろあって、流行に疎い中高年ともなると、いったい何を使えばいいのやらさっぱりわからんという人も少なくないはず。
 整髪料は、ヘアスタイルの流行と共に登場してくるものなので、髪型に合ったものを使うことが重要だ。

 たとえば、ポマードは櫛で「撫でつける」リーゼントスタイルに欠かせないものとして出てきたし、ヘアリキッドは、家庭用ヘアドライヤーが普及して、リキッドをふりかけてドライヤーで7:3に「セットする」のに重宝した。また、セットして決まった髪を「固める」のにヘアスプレーは必需品だった。

 パーマが流行ると、カールした髪の動きを生かすために、あえてセット力のないヘアクリームで髪を「保護する」という考え方が出てきた。よく勘違いしてヘアクリームをポマードがわりにたっぷり塗りたくる人がいたが、もともとセット力のないものだから、これは使い方が間違ってる。ヘアクリームは、油分が髪全体にいきわたるようごく少量でいいのだ。

 郷ひろみが、泡を塗って髪を「かきあげる」TVコマーシャルは衝撃的だった。髪をバックに「かきあげる」ための新時代の整髪料としてムースは登場し、一世を風靡した。いまだにムースの人気は高く、愛用者は多い。

 前髪など、ポイント的にトサカのように「立ち上げる」のが流行ったバブル時代、水商売のお姉さんもワンレンだったが、前髪だけは孔雀のように立っていた。このポイントにシュッと吹きかけて固める、ミストなる商品が登場した。ちょうどフロンガス規制と時期が重なり、ヘアスプレーに代わるものとして出てきたものだ。

 最近では、なんといってもワックスが主流。毛束を「つまむ」ようにして外側にハネさせたり、毛束の動きを作り出すのは、ほかの整髪料では難しい。
 以上、ざっとまとめると以下のようになる。

ポマード 「撫でつける」
リキッド 「セットする」
ヘアスプレー 「固める」
ヘアクリーム 「保護する」
ムース 「かきあげる」
ミスト 「立ち上げる」
ワックス 「つまむ」

ルベル トリエオム ワックス

 自分はどういう髪型がしたいのか、立たせたいのか、ハネさせたいのか、それともセットして寝かせたいのか、あるいはカッチリ固めたいのか、用途に合わせて整髪料をお選び下さい。

 「Master、ワックスかけといて!」
そんな、クルマ磨くみたいに言われても困るんですが…(^^;

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