キース・ジャレット(p) 『Standards,Vol.2』

キース・ジャレット(p) 『Standards,Vol.2』

  『Standards,Vol.1』と同じく、コンサート会場と間違えるほどよく響くニューヨークのパワーステーション録音。この音響とピアノの美しい音色(と唸り声)が相まって、キースのスタンダード作品のイメージが定着した。前作と比べるとやや渋めの選曲。スタンダードと言いながら[1]のみキースのオリジナル。鼻歌のように楽しい[3]は一年前に録音されたサラ・ヴォーン『枯葉』の歌唱に触発されての収録とみた。唄い出しのフレーズにかける情念が凄まじい[4]も傾聴に値する。静寂の中から涌き出るECMサウンド、ハイエンドオーディオの音質チェック用にも最適の一枚。★★★★

1. ソー・テンダー (So Tender)
2. ムーン・アンド・サンド (Moon And Sand)
3. イン・ラヴ・イン・ヴェイン (In Love In Vain)

4. ネヴァー・レット・ミー・ゴー (Never Let Me Go)
5. イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー (If I Should Lose You)
6. アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー (I Fall In Love Too Easily)

Keith Jarrett (p),Gary Peacock (b),Jack DeJohnette (ds)
[ECM] Jan.1983. at Power Station,NYC Engineer:Jan Erik Kongshaug


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コメント

おお、そうですか~
わざわざアフロパーマかけてる時点ですでにイモなわけですが(^^;

投稿者 Master : June 10, 2010 07:57 PM

再び「イモ」議論でお邪魔いたします。
キースの録音にも埋められた「イモ」がかなりある事が最近になってわかってきました。彼の演奏はビルエバンスと同じように一般にはイモらない印象が強いですが、ピアノの鍵盤で和音を掴む際に微妙に指の速度にずれがあります。わたしはこれを新種のイモと定義したく思います。

投稿者 小川清二 : June 10, 2010 06:11 PM