ビル・エヴァンス(p),ジム・ホール(g) 『Undercurrent』

ビル・エヴァンス(p),ジム・ホール(g) 『Undercurrent』

 ピアノとギターによる変則的インタープレイゆえ、モダンジャズに馴染んでない人がいきなり[1]を聴いたなら、いったいどのようにリズムをとってるのか判らないだろう。それが中盤、エヴァンスのソロに交代するや、ジム・ホールのコードカッティングによって、曲に明確なテンポが与えられる。このジャキーン!は何度聴いても痺れてしまうジャズギターの真髄。気合が入るのは[1]だけで、[3][6]は緩やかなテンポのワルツ、それ以外はバラード。静かな水面を漂うような美しい音楽だ。 ★★★★

1. My Funny Valentine
2. I Hear A Rhapsody
3. Dream Gypsy

4. Romain
5. Skating In Central Park
6. Darn That Dream

7. Stairway To The Stars
8. I'm Getting Sentimental Over You
9. My Funny Valentine (alternate take)
10. Romain (alternate take)

Bill Evans (p),Jim Hall (g)
[United Artists] 24.Apr. 14.May. 1962. NYC


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コメント

こんにちわ。

「枯葉」もそうですが、エヴァンスにはマイルスのバラードをアップテンポで演奏するという屈折した趣味があるみたいですね(^^;

投稿者 Master : June 10, 2010 04:09 PM

はじめまして、コメントさせていただきます。

このアルバムはなんといっても"My Funny Valentine"ですよね。もちろん他の曲も好演ですがやっぱりこの曲をよく聞いてしまいます。緊迫感あふれる掛け合いがたまりません。この曲をアップテンポでやってるのもなかなか珍しくて新鮮だと思います。

投稿者 Campo.f : June 10, 2010 03:29 PM