マイナーでもいいから日本一をつくれ! [社長学入門-9]

 「ジャズの聴ける理容室」というキャッチフレーズを掲げて約10年になる。その前の10年間は何の店かわからんということで、「カットハウス Jimmy Jazz」と、無難と言えば無難な名乗りかたをしていた。
 この「ジャズの聴ける理容室」とは、ホームページを立ち上げる際に考えたもので、最初はヘンテコな感じ、ちぐはぐな感じがしたけれど、10年間こうして言い続けたら、「ジャズの聴ける理容室」も、なんとなく当たり前のように定着した。むしろ今では「カットハウス Jimmy Jazz」のほうが気恥ずかしくなるから不思議なものである。

 「ジャズ」と「理容」という、異質なものを統合するというのは、JimmyJazzの発明だが、今ではこっそり「ジャズの流れる床屋」とか、「JAZZのかかる店」とかいう、微妙に似たキャッチフレーズのところがポツポツ出てきているらしい。嬉しいではないか。どんどん真似して使ってくれたまえ。

 モダンジャズはダンディな大人のイメージを想起させる音楽だし、ミルス・ブラザーズなんか、「バーバーショップ・カルテット」というくらいで、床屋の主人と息子たちで作ったコーラスグループだ。もともと、ジャズと床屋は相性がいいのである。
 将来的には、「理容室といえば、日本中どこでも必ずジャズがかかっている」という状態を作りたい。ぜひとも当店が、成功する理容室のモデルケースになりたいものだ。

 ただ、ジャズを流して散髪するというだけなら、どこの床屋だって今すぐにでもできること。ノウハウの蓄積があって、他の追随を許さないものとなると…。やはりここまで来たらやらなきゃいかんだろう。次なる目標は「ジャズの聴ける理容室」から、「日本一音の良い理容室」への変身である。

―――― 利益が出ていて好調であれば、誰も変身などしません。苦しいからこそ、変身するチャンスなのです。
 そういうときには、何をやったとしても文句を言われません。変わったことをしても、社員も黙っていてくれます。
 その意味で、厳しい時代はチャンスであり、思い切って改革をする時期なのです。それをすれば、未来は、まだまだ、たくさん開けるのではないかと思います。 
「社長学入門」【p.241】

 「社長学入門」をテキストに、9回に亘って2010年度の当店の決意と抱負をまとめてみた。大きなことを言っても掛け声だけではダメで、目に見えて「JimmyJazzは変ったな、良くなったな」と、お客様に感じていただけることを第一に胆に銘じます。本年もよろしくお願いします。  ※参考文献 「社長学入門」幸福の科学出版

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