「根性」「勤勉」「熱意」「努力」が道を開く時代 [社長学入門-7]

 去年の秋ごろから、JimmyJazzがやたら休日返上で営業するようになった理由が、ここらで見えてきたと思う。デフレの時代には、「もっとまめに働かなければいけなくなる」ということなのだ。もちろん開けたからお客がワンサカ来るってわけでもないが、掃除、洗濯、ブログ更新と、やることは、いくらだってある。

 ちなみに、地元の理容組合が、それまで一ヶ月に一度だった「月火連休」を、第三週に加えて第二週も連休の二回にしようと決めたのが、たしか1990年ごろだったと記憶している。
 当時は、それこそ休まないと身体がもたないほど忙しかったから、皆こぞって賛成した。
 あれから20年、果たして今でも連休が月二回も必要なほど、しゃかりきになって仕事している床屋はほとんど見られない。なら、このご時世、週一日休めば十分ではないのか。

―――― 「根性」「勤勉」「熱意」「努力」が道を開く時代なのです。これがデフレ時代の正攻法なのです。少し昔の兵法に戻るのです。
 「楽をして、たくさん儲ける」というのは無理になります。それから、「ちょっと中抜きだけする」とか、「名前だけ貸す」とかいうような商売は駄目になります。実体が伴わなければいけなくなるのです。しかし、実体が伴う商売はなくなりません。
「社長学入門」【p.203】

 スマートさは欠けるが、昔でいう根性ものドラマの世界、「汗を流し、頑張って努力して栄冠を勝ち取る」といった姿勢が、これからの十年、2010年代はメインストリームになるだろう。不況は辛いが、このような傾向は好ましい、よいことだと思う。

―――― したがって、「昔返り」をしなくてはなりません。智慧が特に出ないならば、八時間労働は十時間労働に、十時間労働は十二時間労働に変えて頑張らないと、未来は開けないのです。
 「まだ八時間労働で楽をしているところは、潰れていくけれども、十時間労働に変えて二時間余分に頑張っているところは、潰れずに済み、潰れたところのシェアまでもらえるようになる」ということが見えるわけです。
 このように、ちょっと昔返りをすることです。楽をしている部分は、残念ながら返上しないと、未来はありません。
同【p.205】

 「休日を返上しても、別の日に来るはずの固定客が分散して来るだけで、売り上げアップにならないのではないか」という意見もあろう。
 もちろん、ただ店を開けてジャズでも聴きながらボサッと待っておればよいというわけではない。接客以外に営業時間内でできることの中身を詰めていかないと、ただサインポールを廻してるだけなら電気代のムダである。手の空いた時間に、どれだけ業務内容を改善できるか、改善のアイデアが出せるか、そこが勝負の分かれ目だ。

―――― 「親方日の丸」型で、「絶対に潰れない」と思って働いていたようなところが、すべて危なくなっています。「潰れない」と思っているから危ないのであって、「潰れるかもしれない」と思えば、やらなければいけないことはたくさんあるのです。同【p.211】

(つづく) ※参考文献 「社長学入門」幸福の科学出版

会社を潰したくなくば、経営理念を打ち立てよ [社長学入門-1]
発展・繁栄をもたらす経営理念を高く掲げよ [社長学入門-2]
経営理念の効用とは(当店の場合) [社長学入門-3]
経営理念の作り方(当店の場合) [社長学入門-4]
ハートに火をつけろ!部下にやる気を持たせるには [社長学入門-5]
デフレは止まらない [社長学入門-6]
「根性」「勤勉」「熱意」「努力」が道を開く時代 [社長学入門-7]
コストを下げ、高収益体質をつくる [社長学入門-8]
マイナーでもいいから日本一をつくれ! [社長学入門-9]


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