発展・繁栄をもたらす経営理念を高く掲げよ [社長学入門-2]

 経営理念は、その会社に関係のない人たちにとっては、「ああ、そうですか」という程度のもので、面白くもなんともないものだと思うが、ちょっと我慢して読んでほしい。JimmyJazz創業22年目にして、考えに考え、初めて打ち出した経営理念がこれ。

”ジャズの聴ける理容室”JimmyJazzは、
感動の音楽、感性の技術、感激のサービスで
地域・社会に貢献します

 こういうのって、苦手だなあと思う人は多いと思う。わたしもじつに苦手であるが、経営者にとって、その効用は計り知れないものがあるから、ナメてかかってはいけないのだ。

 まず、「感動の音楽」を、一番目に経営理念に組み込んだことにより、ジャズとオーディオは、たんなるMasterの道楽の粋を超え、「地域・社会に貢献」するための仕事の一部であることを、はっきり明文化した。「暇なときにMasterがジャズを聴いて楽しむためにあるのではない」「Masterの欲望を満足させるためにJimmyJazzがあるのではない。音楽によって感動を伝え、地域・社会に貢献するためにあるのだ」ということです。

 二番目に、「感性の技術」。床屋・理容室であるから、技術が大切なことは言うまでもない。しかし、ただの技術ではなく「感性の技術」であることが重要だ。最初は「感嘆の技術」と言ってた。お客様やその家族がヘアスタイルの仕上がりを見て、「おお!」とか「まあ!」と驚くような質の高い技術を提供したい、それを目指すということである。ただ語呂がよくないのであとで「感性の技術」に変更した。

 三番目が、「感激のサービス」。当店はやはりサービス業なのである。物を売るように髪の毛切って、「ハイできました。4000円戴きます」というわけにはいかない。常にお客様に感激していただけるサービスを目指すべきだと思うし、このブログもサービスの一環として、感激を与えるようなコンテンツを提供したいという願いを含んでいる。

 この三つの武器を手に、「地域・社会に貢献します」。「地域・社会に貢献するのがJimmyJazzの目的である」。ホントは「全世界を救済します」くらい大風呂敷を広げたいところだが、ちょっと抑えてまずは「地域・社会」から。ただ、当店も日本中あちこちからお客様に来て頂いてるし、ブログは全世界からアクセスできるので、経営理念としては、もう少し大きいことを言ってもいいような気もしている。
 
 当店をご利用のお客様はよくご存知のように、どの項目も現状よりハードルをかなり高く設定してある。「何を偉そうに、どれもまったくなってないではないか」とお叱りを受けるかもしれない。しかし、きのうも言ったように経営理念は錦の御旗であるから、高く掲げないといけない。「家族を食わせるためにやってます」「今年スピーカー買い換えたいので頑張ります」という程度ではいけないのだ。

 虚栄心や虚飾、うぬぼれの心を排し、無私なる心をもったなら、高く掲げよ、目に眩しいほどに。わたしはできるぞと宣言せよ。 (つづく)  ※参考文献 「社長学入門」幸福の科学出版

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