News Release インフラノイズから音楽録音再生専用デジタルオーディオケーブル6機種 新発売

新製品のご案内
INFRA NOISE LABORATORY CO.,LTD.
ORTHO SPECTRUM 音楽録音再生専用ケーブル

DGC-R5


 残念ですが短くしたり、省略したりできないケーブルです。

 多種のオーディオケーブルが販売されている現状で、なぜ今頃になってと思われることでしょう。
 これまでのオーディオケーブルとは次元が異なると言ってよいレベルのものがやっと完成したからです。
 物理的な特性を追いかけるだけでは満足のできる結果が得られないのがオーディオです。高価な貴金属素材を使ったり、特殊な絶縁材料を使ったり、複雑な構造であることが本当に音楽再生に適するのでしょうか?コンピューターやデジタル機器の性能を100%引き出す物理的性能に加え、徹底したヒアリングによる音質チューニングが必要でした。分解能、バランス、音色などを追求しただけのオーディオケーブルではありません。

 オーディオの常識では、ケーブルは機器と機器をつなぐ場合短ければ短いほど良い。さらに突き詰めるとケーブルはないほうが良い。オーディオケーブルには固有の音があり、長さによる減衰で信号の劣化があるからです。機器間の距離がなければケーブルもないほうが良いと考えるのは極めて論理的です。一般の高級オーディオケーブルの殆どがあてはまります。音質を分解能、バランス、音色などのファクターで個別にみるとこの考え方は正解と言えるでしょう。また実際にケーブルを短く切り詰めていくと音質は確かに向上します。

 しかし音楽再生という観点からすると、オーディオの言葉では説明できないものがあり、長さを切り詰めることによるメリットが必ずしも音楽再生の向上、演奏内容の再現性の向上につながらないのが現実です。音楽的に再生されるということを第一とするなら、ケーブルは短いほうが良いという論理が通用しなくなるのです。個々の音が互いに干渉して、新たな音が生まれたり、和音になったりする音楽演奏での物理現象とケーブルによる信号の劣化は直接に関連していないからです。

 今回発表のインフラノイズのオーディオケーブルシリーズはケーブルの存在がないこと、短いほどよいことを理想として開発されたものではありません。むしろ反対に音楽再生にはなくてはならない部分であり、どうしても必要なケーブルとして開発されました。例えばこの新製品ケーブルをCDトランスポートとDACを接続するのに使用し、次に距離をつめてケーブルを無くし、コネクターのみで接続してみます。確実にケーブルがあった時と比べて再生音は劣化するのです。

 数あるオーディオケーブルとは異なり、短くしたり、無くしたりできない唯一のオーディオケーブルなのです。
一本一本が手造りでチューニングされています。長さや端子が変わるとチューニングも変わるのでコネクターなしのケーブル単体では切り売りできません。高価な貴金属や、高純度の金属は音楽再生の良否とは直接関係していません。高価な材料や金属を使えば再生音が向上すると考えてはいけません。長さ、重さ、固さなどの組み合わせのほうがむしろ重要です。

 ケーブル固有の振動数、振動の減衰率、振動のスペクトラムなどが音楽信号の音程や和声に深く関係しています。分解能やバランス、音色などとは別の重要な時間的、動的な現象と関わりが深いのです。では一般の高級オーディオケーブルとインフラノイズケーブルの差は誰もが確認できるものでしょうか?ケーブルの性能の判断はリスナーの音楽的経験、音楽のジャンル、好みの差などにより左右され絶対的なものではありません。

 しかし純正律で演奏された録音を用いて聞き比べると演奏の内容や、音質の好みの違いなどの違いで判断が左右されることなくインフラノイズケーブルの優秀性が誰にでも認められます。純正律での演奏はもともと音の揺れや、不規則な差音の発生が少ないのでケーブルによる問題を聞き分けやすいのです。これは一般ケーブルと比較して、インフラノイズケーブルでは音の揺れや不規則な倍音の干渉が圧倒的に少ないことの証明です。言い換えるなら今までのオーディオケーブルでは付加音や音の揺れが発生するので、純正律音楽だけでなくどのようなジャンルの音楽でも元の演奏には存在しない音が生まれ、音楽内容が変質してしまっていたということです。この変質の結果は装置、音楽のジャンル、個人の好みその他により目立たぬ場合もあるし、またどうしようもなく害になるときもあるわけです。

 インフラノイズケーブルをぜひ体験していただきたい方は次のような方です。

1)コストにかかわらずありとあらゆるオーディオケーブルを試したが未だに満足できない方。
2)オーディオ用ケーブルの音質を好まず、スタジオで使われるノイマンやベルデンなどの録音用ケーブルを使用しておられる方。
3)オーディオ用ケーブルのクセのある音質が気に入らず、音の抜けのわるさには目をつむり、あえて機器付属のローコストケーブルをお使いの方。
4)アナログとデジタルの大きな音質差に失望し、デジタルオーディオを見限っておられる方。
5)ウエスタンなどのヴィンテージケーブルの音色を高く評価し好まれる方。
6)クラシック、アコースティックジャズなどアコースティック楽器の演奏を中心に聴かれる方。

                              (税別価格)
(1)USB-W4 USBケーブル 4.6m    19,000円   
(2)USB-W3 USBケーブル 3.0m 17,000円
(3)USB-W1 USBケーブル 1.0m 15,000円
(4)DGC-R5 デジタルケーブル 75ohms RCA端子付き 1.5m     19,000円
(5)DGC-B5 デジタルケーブル 75ohms BNC端子付き 1.5m 19,000円
(6)DGC-X6 バランス 110ohms XLR端子付き 1.5m 19,000円

[規格]
●音楽録音再生専用デジタルオーディオケーブル
●ヒアリング、手造りによる組立とチューニング
●高速伝送性 
●高密度シールド構造による外来ノイズ遮断
●動作環境 オーディオ及びコンピューター機器
●構造
SDL(シンセティック・ダンピング・リキッド)により振動コントロールされた超高分子量繊維による整振  100%の純毛を編み上げたウールケーブルジャケットによる音質調整

株式会社インフラノイズ 
TEL.06-6336-5005 FAX.06-6336-5007
〒561-0812 大阪府豊中市北条町1-3-1 いかりビル


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コメント

本年もよろしくお願いします。
オーディオメーカーの売り込みのスタンスを観察しているといろいろなアプローチで訴えているようです。
① 素子やパーツ、メカニズムや材質、構造などの新規性、優位性を訴える。
② 「陶酔」、「熱気」というようなもっぱら文学的表現や美麗なグラビア写真でアッピールする。
③ 最近少ないが、測定データの開陳(かつてのスルーレイトや歪率)でアッピールする。
④ 楽器職人的手法、徹底的なヒアリングというような職人的ノウハウを表に出す。
どうやら、やっと音律、音階、ハーモニクスやうなり(beat)の再現というような楽典の概念と結びついた手法による開発や評価手法で議論できる素地ができてきたようです。
ここで提案された方法、あるいはそれで評価された機器やパーツがどんな意味を持つのか、いろいろな音楽ジャンルにわたって時間をかけ、じっくり検討していくべきと考えます。
また、「迷ったらシングルコーンに戻れ」、「アンプのNFは無しか、浅い方が良い」、「三極管シングルが最高だ」、「A級かB級か」、「CDは何だか変だ」、「ケーブルはプロ用に限る」、「中国製の球は駄目だ」、「ネットワークかマルチアンプか」などなど、正論、俗論、暴論とりまぜて再度検証するのも面白いと思います。新しい切り口での温故知新となるのではないでしょうか。
年末のクリスマスのデモでは、CDからCDRへの単純コピーと、CDから整音効果のあるシステムを通じてCDR機によりCDRを作成した場合の比較がありました。
当方では、現在、Digital Music Fileから固体メモリー、PC、USBコンバーター、DACなどの一連のシステムを通してDigital録音機によるDigital Music Fileへの録音を行い、システムの構成機器やケーブルを替えて、録音された音が新しいDigital Music Fileでどのように変わるか、いくつかの音楽ジャンルについて実験中です。言わば、Digitalリマスタリングの真似ごとです。
例えば、USBコンバーターのような構成機器やケーブルを替えると録音されたDigital Music Fileでは相当に音が変わりますし、純正律と平均律の違いがより明確になる場合と判別できなくなるものなど、いろいろです。このようにしていくつかのUSBケーブルやDigitalケーブルの特徴を掴むことができました。そして特徴を掴んだ上で、自分の求める音が出るように構成を整えていくわけです。
試みに、昨年11月に生演奏を聴いてきたヤンソンス/バイエルン放送管弦楽団のワーグナー管弦楽集のCDを題材にして、PCでリッピングの後、機器やケーブルの構成を替えながらDigitalリマスタリングの真似ごとを行い、もっとも生演奏の記憶に近い構成を探し出すということができました。結果的にそのような構成は、純正律と平均律の差が明確に識別し易い構成になりました。同様にJazzならJazzの生演奏を録音し、それが最も生演奏らしく、あるいは自分がこう聴きたいという音になるよう構成を調整していくことができるでしょう。
何故そうなるかと考察する前に事実を積み重ねないといけないと考えています。いずれにしても、本年の課題が見えてきました。

投稿者 越の聴楽酒仙坊 : January 2, 2010 05:35 AM

皆さん明けましておめでとうございます。
Aquiraxさんの説明に追加しますが、
複雑な和音構成の曲ほど最初から
ウナリの種類も数も多いのです。
だから装置で後から起こる偽ウナリが
ホンモノのウナリに混じりこんで
区別がつかなくなります。

でも、気づきにくいだけで
元の演奏から離れて行ってるのは
間違いないですね。

例としては古典のクラシックの音楽でも
ブラームスはオーディオ装置の苦手とするところです。

投稿者 Ken : January 1, 2010 12:18 PM

音楽ジャンルによってハーモニーに関する価値観が違うにせよ、
演奏家はそれらに基づいて演奏をコントロールしているわけです。
その加減が正確に再生されれば、どんなジャンルの音楽でも、
演奏家がねらった表現がより明快に聴き取れると見ていいようです。

Kenさんのネタの中では、
「ブルガリアン・ポリフォニー」で、そのことがハッキリしたように聞こえました。

楽音間のインターバルが不正確になる原因について、
デジタル再生の問題点として、
誰にでも判るように明快に説明するという課題を、
来年は、是非、クリアーしたいですね。

投稿者 Aquirax : December 31, 2009 09:12 PM

純正律とかけ離れた音律の音楽、和音の不協和度の大きい音楽、通常のクラシックと違う音階を使う民族音楽などの音楽において純正律の音楽が心地よく聴こえる機器やパーツを用いて聴くとどうなるか?この問いかけに対して二つの考え方があります。まったく効果がないだろうと考えることもできますし、純正律の和音がきちんと再生出来れば、その裏返しで不協和音なども正確に再生できるはずだから良くなるのではないか。この答えに興味があり、Jazzや民族音楽など、音律、音階、和音の使い方のバリエーションのある多様なジャンルでの評価が望まれます。
残念ながらクラシック(現代音楽を除く)しか聴きませんので、この答えのための評価には自信がありませんが、次のようなことをやってみました。
純正律と平均律の違いが聴き分けられやすいパーツで構成したときと、そうでないパーツで構成したときについてハイサンプリングのJazzの高音質Digital Music音源を再生してみました。そうすると純正律と平均律の違いが聴き分けられやすい方では、純正律と平均律の違いが聴き分けにくい方に比べてJazz音源でも音の分離やアタック感が明瞭に出ます。このことが果たしてJazzの鑑賞にいいのかどうかは分かりませんが、クラシックでの音律の聴こえ方となにがしか関連しているようです。

投稿者 越の聴楽酒仙坊 : December 31, 2009 02:50 PM

シングルコーンは良い。
ヨーロッパ製見かけ安物ユニットの優秀性。
Y○○○○10-1は良い。
卵形シングルコーン良い。

純正律の再現能力が優れるからか?

おっと、プッシュプルよりシングルのほうが
良いという話もあったっけ。

投稿者 Ken : December 30, 2009 08:41 PM

純正律を使ってオーディオ機器やパーツを評価すると言う、今回提起された方法は、健康かそうでないかを判定する病気の診断薬のようなものではないと思います。化学のリトマス試験紙のようなものと考えればいいでしょう。青と出ても赤と出ても、一概に良い、悪いと決めつけるようなものではないと考えます。純正律を使うのは、音程が整数比で構成され和音の調和度が高いので、機器やパーツの特性を判断し易いためでしょう。
ここではケーブルについて取り上げられていますが、ケーブルだけに適用されるものではないように思います。試みに純正律と平均律に調律された同じ曲のCD、ならびに楽典の本の付録にあった、純正律、平均律、ミーントーン、ウェルテンペラメント、ピタゴラス律などの音階と和音のCDおよびそれらをWAVファイルに取り込んで、USBコンバーター、スピーカー、CDプレイヤーなどについてやってみましたが、音律の識別がし易いものとそうでないものとがあることが分かりました。例えば、USB-101を安価なUSBコンバーターに替えると純正律と平均律の識別ができなくなりました。位相合わせが難しいマルチユニットのスピーカーでは純正律と平均律の識別が難しくなりました。また、概してCDから再生するより、リッピングして固体メモリーから再生した方が音律の識別が容易でした。これらはほんの一例に過ぎませんので、事実かどうか慎重に事例を増やす必要があります。
純正律が綺麗に再生できないと悪いか、純正律と平均律の識別ができないと駄目なのかというと、すべての音楽やすべてのリスナーにとってそうではない場合があるはずです。
もともと純正律に近いミーントーンの音律やそれ以前の音律で作曲された音楽を聴く機会が多いので、この判定法が非常に役に立つし、実際に純正律と平均律の識別がし易い機器やパーツがそういった音楽を心地よく聴かせてくれました。また、各地の著名コンサートホールの響きの違いも良く分かります。来年もコンサート通いを継続し、生音とオーディオシステムの音の関係を調べて、この判定法の有用性をじっくり調べていきたいと思います。

投稿者 越の聴楽酒仙坊 : December 30, 2009 01:43 PM

音楽を聴き始めて50年、オーディオに関心を持って40年、このようなことを言い出したオーディオメーカーは始めてです。オーディオ評論家にもいないと思います。
オーディオシステムの改善に限界を感じて、コンサート通いを復活し、かたや楽典(音楽の理論/科学)の勉強をやり直していた時、このような話を知りました。
純正律で調律された音楽はコンサートに行ってもほとんど聴くことはできませんが、音楽家の一部に純正律を見直しする動きがありますし、ストレス解消に役立つと純正律の効用を説く専門家がいます。純正律を理解する助けとして下記を引用しておきます。英文で申し訳ありませんが、純正律のメリットとデメリットが簡潔にまとめられています。
All of the music on this album is performed in Just Intonation (or “World Tuning”), a system in which pure intervals are used. Just Intonation produces more euphonious consonances and complex dissonances than the standard ‘equal temperament’ to which most Western instruments are presently tuned.
The secret behind these pure intervals is tuning the individual pitches of the scale to the exact mathematical ratios found in the harmonic content of the vibrating strings themselves. When this is done, the notes combine without “beating"(a fluttering, pulsing sensation that clouds the harmony), producing a transparency and clarity of harmony that is not usually heard in instruments when intonation is not adjustable.
 So why isn’t all music written in this beautiful tuning? The Problem arises when one changes key. When a note is slightly raised or lowered in order to tune it exactly to another note, its relationship with all eleven other notes of the chromatic scale change too. For example, there can be more than one “A” for each scale, thus yielding more than customary 12 notes per octave. To complicate matters further, there is one Just Intonation – the composer can choose which intervals are to be tuned to simple ratios (more consonant), and choose that there are more complex(more dissonant).
(CD“Just West Coast”のノートより引用)
少しだけ要点を述べますと、現在の楽器の調律では採用されていない純正律は耳ざわりの良い数学的な比率で音程を構成していること、唸り(揺らぎ、ハーモニーを曇らす脈を打つような感じ)を起こすことなしに、和音の透明性と明瞭さをもたらすような音階を持っていること、また、反面デメリットもあるということです。ですから、純正律で調律された楽器の演奏を再生するとオーディオシステムの評価に役立つのではないか、そういったことを述べていると解釈されます。

投稿者 越の聴楽酒仙坊 : December 29, 2009 06:11 PM