エリック・ゲイル(g,b) 『Part of You』

エリック・ゲイル(g,b) 『パート・オブ・ユー』

 ホーン奏者のフレーズを研究し、独自のスタイルを完成させたというゲイル。弾いて弾いて弾きまくるといったギタリストは掃いて捨てるほどいるが、たしかに彼の演奏には必ず息継ぎの"間"が入る。そして一音一音が力強いから、単音でメロディを弾いて歌になる。ビルの谷間からキャッツアイでも登場しそうな勇ましい[1]、ジミー・スミスを彷彿とさせるオルガントリオによるブルース[3]は、アイドリス・ムハンマドの抑えたドラミングも渋い。[4]はホーンの合いの手に見栄を切るようなゲイルに思わず引き込まれる。'70年代フュージョンの良作。 ★★★★

1. レット・ミー・スリップ・イット・トゥ・ユー
2. パート・オブ・ユー
3. トリオ
4. ルッキン・グッド
5. ねずみ
6. ホールディング・オン・トゥ・ラヴ

Eric Gale (g,b),Steve Gadd,Harvey Mason,Idris Muhammad (ds),Richard Tee,Bernadotto Randle (p),Anthony Jackson,Neil Jason (b),Ralph MacDonald (perc),Charles Earland (org),Grover Washington Jr. (ts), horn & strings
[Columbia] 1979.


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