トニー・ウィリアムス(ds) 『Wilderness』

トニー・ウィリアムス(ds) 『Wilderness』

 トニーの遺作。映画音楽のようなストリングス・オーケストラによる楽曲と、フュージョン・オールスターズともいうべき大御所メンバーの演奏が混在して、ジャケットとともに幻想的な雰囲気を醸しだしている。「Wilderness=荒野」に象徴されるコンセプトで、インカの遺跡「マチュ・ピチュ」[8]や西アフリカの「ガンビア」[12]、[2][5][9]の中国(?)など、ひと気のない未開の地をイメージしたようなタイトルが並ぶ。[3][4]と、ストリングスをバックにしたハンコックのピアノが素晴らしい。名曲「シスター・シェリル」にも似たトニー得意のリズム[13]は海原を進む船のよう。こちらはジャケ違い。 ★★★☆☆

1. Wilderness Rising
2. Chinatown
3. Infant Wilderness
4. Harlem Mist '55
5. China Road
6. Night You Were Born
7. Wilderness Voyager
8. Machu Picchu
9. China Moon
10. Wilderness Island
11. Sea Wilderness
12. Gambia
13. Cape Wilderness

Tony Williams (ds),Herbie Hancock (key),Pat Metheny (g),Michael Brecker (ts),Stanley Clarke (b), with orchestra
[Ark 21] 1,6-12 Dec.1995. L.A. EngineerJohn Richerds


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コメント

おおつかさん、長年にわたる応援、まことにありがとうございます。
ボストンといえば、たしかトニーの故郷ですから、おおつかさんのお友達に可愛がって育てられたんでしょうか。
トニーといえば、あのソックシンバル=ハイハット。そうですねー。
アート・ブレイキーの2倍踏むことで、彼独特のリズムを生み出しました。

投稿者 Master : September 11, 2009 09:22 AM

長年のJimmyJazzのファンですが、初めてコメントします。
Tony Williams いいですよね。Tonyと一緒にやってたんだよっていうベーシストの友達がボストンにいます。彼にとってはTonyは若手なのでこの人は随分と年寄りですが。Tonyはどんなに複雑なおかずを叩いていてもハイハットは正確にリズムを刻んでいるんだよって言っていました。

投稿者 おおつか : September 11, 2009 06:24 AM