ビル・エヴァンス(p) 『Intuition』

ビル・エヴァンス(p) 『Intuition』

 ベースのエディ・ゴメスとのデュオ。おっ、意外といいじゃないかというのが第一印象。初期のリバーサイド時代のようにタッチが硬質で、所々で使い分けるエレピのヴォイシングとフレーズとの相性が良い(特に[2][3])。”隠微(?)”でミステリアスなテーマメロディがぴったりはまる[1]は、ベースソロ終盤から始まるエヴァンスとの対話、そして4ビートに収斂していくさまが見事。ドラムが居ないので、リズムが拘束されずリスナーも解釈の自由度が増す。ことエヴァンスのリーダー作に限っていうと、シェリー・マンとかジャック・ディ・ジョネットとか、立派すぎるドラマーはどうもいけない。流してるだけでインテリ気分が味わえる”エヴァンス効果”もバッチリだ。 ★★★★

1. Invitation
2. Blue Serge
3. Show-Type Tune
4. Nature of Things
5. Are You All the Things
6. Face Without a Name
7. Falling Grace
8. Hi Lili, Hi Lo (For Ellaine)

Bill Evans (p,el-p),Eddie Gomez (b)
[Fantasy] 7-10.Nov.1974. Fantasy Studios,Berkeley,Ca,
Engineer:Don Cody


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