ウエス・モンゴメリー(g) 『California Dreaming』
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ウエス・モンゴメリー(g) 『夢のカリフォルニア』

 21才のころ、実家の理容室を手伝っていたわたしは、国鉄塚本駅前にあった貸しレコード店”しかたに”で本盤を借り、90分のカセットテープ片面に収めて、それをかけながら仕事をしていた。穏やかな春の日曜、店内は忙しく、[6]の脳天気なメロディがループしていた。そのとき、信じられないほど体がよく動き、「バルセロナの風」とはこんなにも心地よいものかと、働くことに恍惚となった。音楽をかけながら仕事をすることの効能に驚いたわたしは、それから間もなく「ジャズの聴ける理容室」の出店を決意する。これもドン・セベスキー指揮によるポピュラー曲集。『インクレディブル・ジャズ・ギター』からの再演[10]も聴きごたえがある。 ★★★☆☆

1. California Dreaming
2. Sun Down
3. Oh, You Crazy Moon
4. More, More, Amor
5. Without You
6. Winds of Barcelona
7. Sunny [Alternate Take]
8. Sunny
9. Green Peppers
10. Mr. Walker
11. South of the Border

Mel Davis,Bernie Glow,Jimmy Nottingham (tp),Wayne Andre,John Messner,Bill Watrous (tb),Jim Buffington (frh),Don Butterfield (tuba),Walter Kane (cl,basn,ts),Ray Beckenstein (as,fl,picc),Stan Webb (as,bars,ehr,cl),Jack Jennings (vib,cast,scra),Herbie Hancock (p),Al Casamenti,Wes Montgomery,Bucky Pizzarelli (g),Richard Davis (b),Grady Tate (ds),Ray Barretto (conga),Don Sebesky (arr, cond)
[Verve] 14,15,and 16.Sep.1966. Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, Engineer:Van Gelder


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コメント

友人のハイエンド機器をつかいこなしているマニアにこの方法をお教えしたところ次のようなメールが届きました。

「今朝ほど、早速USB-5にLilithをインストールして、さらにUSB-5内の音源ファイルを再生しています。相当よくなりますね。細かいところは、まだ、システムがあたたまっていないので、はっきりとは言えませんが、これはなんというか、新発見ですね。 USB-5だけでなく、市販のUSBメモリーでも同じ処理で音質が飛躍的に向上しました。
あわせて、友人よりアキュフェーズのDACのDAC-91を借りてきたので、こちらにUSB-101を接続してみました。このDACの特徴が際立ちますが、DAC-1とはまったく違う音世界を楽しんでおります。こちらのDACを使っても、明らかに、USB-5から立ち上げたLilithの方の音が際立つというのか、さらに音楽が立つというか、ちょっと表現に苦しみますが、明らかに違いが認められました。 」

では、なぜ、USBメモリーから再生ソフトを立ち上げると音が変わるのでしょうか?PCに詳しいIT専門家に疑問をぶっつけてみました。
その方の曰く、「プログラムをどこにインストールしようが、立ちあげてしまうとメインメモリー上で作動するので、音の違いは出ないはず。可能性としては、処理途中のデータをもとの記憶媒体に置いているのか、サブプログラムがインストールしたところに残っていて動いているかの可能性が考えられる。」

投稿者 越の聴学酒仙坊 : March 22, 2009 06:32 PM

たる様、大様、Aquirax様ありがとうございます。
「・・・のはずだ」という観念論でなくて実証的に事実に迫るスタンスのご同輩に巡り合えて、9年前に現役を引退した老技術屋として欣喜している次第です。
小生のメモリーはBuffalo製の8GBのR/Wの速いものを裸にして、電磁波遮蔽のスリーブに包んで桐箱に入れ、天然高分子系の素材に埋め込んだものです。
老化した駄耳ではありますが、スピーカーは鋭敏に反応するものであり、NFの浅い3極管シングルで聴いていますので、駄耳をカバーしてくれていると思っております。

投稿者 越の聴楽酒仙坊 : March 21, 2009 06:47 PM

 さすがに皆様耳が良いだけに理解してくれる方が居てうれしいです。

 私のPCは、自作で、再生ソフトはFrieve Audio使用しusb-101自作USBメモリで基板剥き出しの物にいろんな物で挟んでおります。(木から洗濯バサミまで試しましたw)

 ソフト的にはUSBメモリの読み込みが速いタイプの方が良いようです。それは、ソフトの立ち上がり終了が嫌に遅くなりますし、次ボタン押した際の反応がかなり遅めになり安定性が悪くなります。安定性が悪くなると試聴上感じ取れるレベルでは有りませんが、音質面でも悪影響を受けるのは必須だと思います。

Aquirax様
私も何も知らずにブラインドテストしてやったらたぶん分からないレベルかと思います。
 でも、色々お金もかけず、まだ解明されてないことも多く、試行錯誤していくのがPCオーディオの面白さだと思うので~

投稿者 たる : March 21, 2009 06:17 PM

会社からPHSを持たされており、そのPHSはWindowsMobileなんです。
OSは、SSDのディスクだしこれでテストしてみたいです。

酒仙坊さん、今度お邪魔させていただく時にお願いします。

WindowsMobileで動くmp3プレーヤは見つけているのですが、wavも動くかな?
多分、lilithなどは動かないでしょう。

そういえば、イヤホンではなく、usbにアウト出来るか調べないといけないな~~

投稿者 大@神戸 : March 21, 2009 04:06 PM

たるさん、興味深い情報をありがとうございます。

わたしもLilithを汎用USBメモリーに置いて聴いてみました。
それまではPCから出したイヤホンからでは有意な違いを確認できませんでしたので、
これならばどうだ、という感じで試聴しました。

結果はかなり微妙で、ブラインドでは判らない有るか無いかの違いですが、
USBメモリーにファイルとLilithを置いた方が、両方ともHDに置いて聴くよりも、
若干音質がスッキリしたように感じました。
クラシックだと微妙に良いかも、ジャズだとHDが良いかも、と感じました。

こればっかりは自分でもプラシーボかもしれないと思ったことを告白します(^^;

自宅でもオーディオ用にノートPCを購入してシステムを構成したら、
また追試してみたいと思います。

投稿者 Aquirax : March 21, 2009 03:23 PM

Frieve Audioでもやってみましたが、同様の結果が得られました。ITの専門家にその理由を教えてもらう予定です。

投稿者 越の聴楽酒仙坊 : March 21, 2009 02:55 PM

たるさん、とても面白いアイデアだと思います。こういう創造的な話はいいですね。

投稿者 Master : March 21, 2009 10:39 AM

たる様

貴重な情報ありがとうございました。早速追試いたしました。
再生ソフトはLilith,インストール先は改造USBメモリーで、音源はUSB-5から読み出しました。改造USBメモリーは、USB-5には及びませんが、元のBuffalo製のメモリーよりは音源の読み出しに使った場合、USB-5に近づいた音質を示します。音源は、CDからのリッピングの他、BS-Hiやブルーレィディスクから96KHzサンプリングで取り込んだクラシックのWAVファイルです。PCはDynabookのVista機とXP機の両方でテストしましたところ、おっしゃるとおり、透明度と音の分離の向上が認められました。ノイズフロアーが下がったように聴こえ、ダイナミックレンジもこころなしか上がったように聴こえます。御母堂様より年長のアル中老人でも分かりますので、マスターならご認識いただけると思います。
実証を伴わない議論にはついていけませんが、このように具体的な方法論を示していただけると追試できますので、助かります。

投稿者 越の聴楽酒仙坊 : March 21, 2009 08:45 AM

usbメモリとHDD音質について

usb-5の所に書くのが妥当だと思いますが盛り上がっているというより荒れてるように思えたのでこちらに書かせていただきます。

私はHDDとUSBメモリの音の差異ははっきりと感じ取れ我が家の60近くの母でさえ分かりましたのでブラシーボ等というレベルでは無い物だと確信しています。

今回書かせていただいたのはUSBメモリ内に再生ソフトを入れるという物です。今日偶々オーディオショップにて雑談していた際にソフトも入れてみれば~?と言われ試した見たところHDDに入れた時とメモリに入れた時ではs/nが上がったような抜けの良い音になりました。変化は音楽データに比べると非常に小さいですが、こちらのマスターさんなら分かってくれるかな?と思って投稿しました。良かったらやってみてください^^

投稿者 たる : March 20, 2009 08:29 PM

Masterが紹介してくれたおかげで、10数年ぶりに「夢のカリフォルニア」聴きました。

ボクはアレンジャーがきっちり楽譜書いたとおりに進行する「打ち合わせジャズ」がどうにも苦手で、一連の「ウィズ・ストリングス」もついついラックのこやしにしてしまう。だから、「夢のカリフォルニア」などは完全こやし状態…。

だからというか何というか、最初の3分くらいは「やっぱイージーリスニングじゃん」「何で、こんなアルバム推奨するの!?」なんてボヤキながら聴いてました。

ただし、1枚丸ごと聴き終えると、「こういう状況の中で弾いていても、ウエスはウエスだな」と妙に納得…。ううん。10数年前は全然わからなかった。

生きるか死ぬかの瀬戸際に生きる彼だけを見ていても、彼を理解したことにはならない(苦笑)、もっといろんな彼を見てみないと、みたいなことかな。

おかげさまで、「今夜はパーカーの『ウィズ・ストリングス』も、じっくり聴いてみるか」という気になれました。

投稿者 村井裕弥 : March 14, 2009 09:50 PM