ハイエンドに挑むiPod shuffle

ねずみコード

 K谷宅の音を一言で表すとしたら、完全無欠のスーパーハイエンドサウンドとでも言おうか。少なくとも今年1月の時点ではそうだった。しかし、あれ以上の音が出るものだろうか、ちょっとわたしには想像ができない。
 そのハイエンドサウンドに、一万円を切るiPod shuffleをもって挑もうというのが今回の狙い。

 あらかじめ、わたしのiPod shuffleにはマリア・カラスとチェリビダッケ指揮のチャイコフスキーを入れて用意してきた。
 K谷システムのRMS-1000にiPod shuffleを接続、イプシロンから流れてきたのは交響曲第五番ホ短調・第一楽章だ。

 「ちょっと奥行きが出ませんなあ」と苦笑いのK谷さん。う~ん、やはりiPodごときでは歯が立たないのか。いや、ちょっと待て、接続コードを変えてみよう。
 ステレオミニプラグ←→ステレオミニプラグのコードを、予備に持ってきたねずみ色のコードに変えてみる。
 「おっ、奥行きが出ましたなあ」念のために持って来たコードが当たりだった。ジャンク品のパソコン用スピーカーに付いてた、見るからに薄汚いコードである。

 今度はそのねずみコードを、酒仙坊さんの金メッキミニプラグのものに変更。すると即座に「これはアカン」と酒仙坊さん、わたしがコメントする暇もなく外してしまった。
 わたしでさえも使ってなかったねずみコードだけ音が良いのである。これは盲点だった。以後、当店で正式採用になったのは言うまでもない。(つづく)


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コメント

マスターが「そろそろ実験を」といっていつもはCDを入れてくるアルミのケースを開けると、ミニジャックのケーブルがミミズのように詰まっていた。何でも、「おまけケーブルが良いとか言っているが、おまけケーブルでもTPOがあるのでいろいろなシステムで良く確かめろ」という天の声があったらしい。結果はマスターが書いているとおり。
酒仙坊は3種のRCAケーブルを持参した。1)ミニジャックから戦闘機搭載のコンピュータ用の高信頼性同軸テフロン線RCAケーブルに変換するもの、2)昔さるビンテージショップからこれで聴けと言われてただでもらったベルデン、3)機器が増えてケーブルが不足してきたので購入したショップで評判の良かった最近話題のケーブルの3種である。2)と3)はミニジャックからRCAケーブルに変換するSONYのアダプターを介して接続する。
別段iPod用のケーブルの選択に興味があったわけではないが、【ABS7777クロック制御のスチューダー727+DAC-1】のハイエンドにiPodが肉薄できるかどうか、せめてケーブルだけでも応援させてみたかったわけである。
さて、「特注」対「プロ用」対「最新」の対決となったが、ここにボロを纏った伏兵が現れたのである。さてマスターはどう聴かれたでしょうか。

投稿者 越の聴楽酒仙坊 : November 30, 2007 05:51 AM