アントニオ・カルロス・ジョビン(p,vo) 『Antonio Brasilero』

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アントニオ・カルロス・ジョビン(p,vo) 『アントニオ・ブラジレイロ』

 ボサノヴァ創造主”トム”ジョビンの集大成ともいうべき最終作。強い太陽に焼かれて褪せたような色彩感が全編に感じられる。夢幻のように美しい、これこそ楽園の音楽だ。[3]ではなんとあのスティングがボーカルを務め、[6]はトムと愛娘との可愛らしいデュエット。徐々にサンバのリズムで盛り上がる[8][9]も楽しい。[15]は文字通り汽車が走るように印象的なリフレインが繰り返され、一度聴いたらずっと耳から離れない。肩の力を抜いたチェンジアップのような脱力感は健在。どの曲もドラマチックで、まるで一本の映画を見ているようだ。 ★★★★

1. ソ・ダンソ・サンバ (So Danco Samba)
2. マンゲイラのピアノ
3. ハウ・インセンシティヴ(インセンサテス) (How Insensitive)
4. ケリーダ
5. サーフボード
6. マリア・ルイーザのサンバ
7. フォーエヴァー・グリーン
8. マラカンガーリャ
9. マリコチーニャ
10. パト・プレト
11. メウ・アミーゴ・ラダメス
12. ブルー・トレイン
13. ラダメス・イ・ペレ
14. ショーラ・コラソン
15. トレン・ヂ・フェーホ

Antonio Carlos Jobim (p,vo),Ron Carter,Tião Neto (b),Pascoal Perrotta,Walter Hack,Bernardo Bessler,Michel Bessler,Aizik Geller,Joao Daltro de Almeida,Alfredo Vidal (vln),Sting,Simone Caymmi,Dorival Caymmi,Maucha Adnet,Elizabeth Jobim,Paula Morelenbaum (vo),Danilo Caymmi (flu,vo),Jorge Ranevsky,Jacques Morelenbaum (cello),Paulo Guimaraes (flu),Marcio Montarroyos (tp,flugelhorn),Paulo Jobim (vo,viola),Raul DeSouza (tb),Pedro Sai (g),Paulinho Braga (ds,tambourine,perc),Antonio José Augusto (horn,tp),Daniel Jobim (key),Duduka Da Fonseca (tambourine,perc)
[Sony] 1994.
※アントニオ・カルロス・ブラジレイロ・ヂ・アルメイダ・ジョビン 1994年12月8日没、享年67歳

"南国ムードのジャズ特集"


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