不純なるオーディオ

 昨年の忘年会に飛び入り参加したTKさんが、ビンテージのセルマー製テナーサックスを入手したと嬉しそうに仰ってた。セルマー社は今も新品のサキソフォンを製造しているが、やはりビンテージ物のほうが音が良いらしい。その原因は?と訊ねたら、「昔は金属のなかにたくさん不純物が入ってたからじゃないでしょうか」。つまり現在は生成技術が進歩して、純度の高い金属で楽器が作られているというのである。純度が高ければ良い音がしそうなものだが、そうでもないのが面白いところ。まるで精製された塩や砂糖は身体によくない、天然のミネラル成分を含んだ塩や、黒砂糖を摂取するのが好ましいという話とソックリではないか。オーディオ界でも古いウエスタン電線が良い音がするといって高値で取引されているようだが、これだっていかにも不純物がいっぱい含まれてそう。わたしがホームセンターの電線やオマケのコード、安物コンセントを愛用するのも「不純」な動機から。最近ではPC用電源コードも気に入って使っている。勿論理屈だけじゃなくて実際に音が良いからだ。


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コメント

ホントにコミュ立てたのかと検索してしもタw

投稿者 Master : May 19, 2007 08:46 AM

ミクシィに「産業用電線大好き」コミュかなんか立ててみたりして(笑
汎用品ほど音がまとも、というのは真理だと思いますねぇ。

投稿者 Aquirax : May 18, 2007 09:31 PM

ホームセンターの電線、よかったです(^O^)

投稿者 ぎんたろー : May 18, 2007 04:33 PM