DAC-1のクロックモードについて

 インフラノイズのD/AコンバーターDAC-1には「CLOCK MODE」と書かれたトグルスイッチがついている。「CUSTOM」ポジションにすると青いLEDが点灯、入力された信号がDAC-1内蔵のクロック整形回路を通り、「理想的な形に整形され、音質が向上」するという。また、「PLL」ポジションを選択するとクロック整形しないで出力される。要するに、高精度なクロックジェネレーターを使ってる人は「PLL」でスルー、持ってない人は「CUSTOM」ポジションにしたほうがいいですよということらしい。勿論わたしは後者であるが、この変化がなかなか興味深く、自宅では主に「CUSTOM」、JimmyJazzではだいたい「PLL」を使用している。わたしのイメージでは、クロック整形したほうがハッキリクッキリするように思うのだが、実際には「PLL」のほうがエッジが立って雑音などもよく聞こえる。「CUSTOM」にすると、ほんの少しボケた感じがするものの、歌手の情感とか表現力が格段に向上するので自宅システムではこちら。マイルスの『カインド・オブ・ブルー』やドルフィーの『ラスト・デイト』など、不安感や心細い表現が得意なようである。一方JimmyJazzではかけるソフトの種類も多く、古い録音のビッグバンドやチャーリー・パーカーのアルトなどは「CUSUTOM」だと厳しくなってくるから通常は「PLL」を採用。なお自宅でもパーカーを聴くときは「PLL」に切換えている。 ※DAC-1関連エントリー


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