ホレス・シルバー(p) 『Silver's Blue』

ホレス・シルバー(p) 『シルバーズ・ブルー』

 中山康樹著『超ブルーノート入門-ジャズの究極・1500番台のすすめ』によると、プロデューサーの意向で本作のレコーディングは不本意な結果に終わったとされている。ではこれがつまらないかというとそうでもないのがジャズの面白いところで、少なくとも最近のジャズよりはずっと良い。モダンジャズが異常な興隆を見せた'56年という時代背景、それにこれだけの名手揃いであるから、適当にやっても凄い演奏ができてしまう。リーダーはいまひとつ乗り気でないにしても、ハンク・モブレーは飛ばす飛ばす、[5]なんかもう絶好調。但しシルバーはよほどこのことが堪えたのか、以後殆どのレコーディングを信頼できるブルーノートで行うようになる。 ★★★☆☆

1. Silver's Blue
2. To Beat Or Not To Beat
3. How Long Has This Been Going On?
4. I'll Know
5. Shoutin' Out
6. Hank's Tune
7. The Night Has A Thousand Eyes

Joe Gordon,Donald Byrd (tp),Hank Mobley (ts),Horace Silver (p),Doug Watkins (b),Kenny Clark,Art Taylor (ds)
[Epic] 2,17.Jul.1956.


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