デクスター・ゴードン(ts) 『Dexter Blows Hot and Cool』

デクスター・ゴードン(ts) 『Dexter Blows Hot and Cool』

 このジャケットを見てビリビリッとしびれないようではジャズファンとは言えない。見よ!感じよ!このオーラ。まるでエクトプラズムだ。糸を吐く怪獣モスラだ。マイナーレーベル"ドゥートーン"がリリースした幻の名盤で、スペインのフレッシュサウンドが復刻。内容がこれまた素晴らしい。当時デクスターは麻薬中毒だったはずだが、本セッションでのブローは絶好調。特に4曲のバラードが絶品で、カール・パーキンスの哀愁溢れるピアノがよくマッチしている。アップテンポの曲でもよくスイングしていて、これならば何の問題もない、と思ったら、本作を最後にパッタリと活動停止。5年間の沈黙を経て1960年に活動再開。'61年、ブルーノートに『ドゥーイン・オーライト』を録音。完全復活を遂げる。 ★★★★★

1. Silver Plated
2. Cry Me a River
3. Rhythm Mad
4. Don't Worry About Me
5. I Hear Music
6. Rue, Bonna
7. I Should Care
8. Blowin' for Dootsie
9. Tenderly

Jimmy Robinson (tp),Dexter Gordon (ts),Carl Perkins (p),Leroy Vinnegar (b),Chuck Thompson (ds)
[Dootone] 11,12.Nov.1955.


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