ポール・チェンバース(b) 『Bass On Top』

ポール・チェンバース(b) 『ベース・オン・トップ』

 ポール・チェンバースが参加したセッションは膨大な数にのぼるが、そのなかでも代表作と言えばこれだろう。[1]は全編弓弾きで通し、[2]はピチカートでテーマ~ソロを演奏。中盤に差し掛かり、ケニー・バレルのソロになってようやくベースランニングが登場、この瞬間がなんとも気持ち良い。4ビートのベースラインはジャズならではの快感だなあと、しみじみ有難味を感じる。当時籍をおいていたマイルス・デイヴィス・クインテットのレパートリーでもある[4]は本作品中では比較的オーソドックスな構成。ベーシストを際立たせるよう、ケニー・バレル、ハンク・ジョーンズも控えめでいぶし銀のプレー。 ★★★★

1. イエスタデイズ (Yesterdays)
2. ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ (You'd Be So Nice To Come Home To)
3. チェイシン・ザ・バード
4. ディア・オールド・ストックホルム (Dear Old Stockholm)
5. ザ・テーマ (The Theme)
6. コンフェッシン

Kenny Burrell (g),Hank Jones (p),Paul Chambers (b),Art Taylor (ds)
[Bluenote] 4.Aug.1957 Engineer:Van Gelder


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コメント

ベースは殆どのCDに入ってますから必ずしもベーシストのリーダー作が参考になるとも限りませんけど。(^^;
そうそう、ベースばかり聴くならこんなのもありますよ>『低音王II』

投稿者 Master : August 26, 2006 05:36 PM

ベースラインの勉強と思って、ちょうど先日買いました。
ベースがフィーチャーされたアルバムをまったく知らなかったので、かなり聴き応えありました。
よろしければまた、そのようなアルバムのご紹介もお願い致します。

投稿者 こう : August 25, 2006 10:12 PM