ビル・エヴァンス(p),ジェレミー・スタイグ(fl) 『What's New?』

ビル・エヴァンス(p),ジェレミー・スタイグ(fl) 『ホワッツ・ニュー』

 ビル・エヴァンスのレギュラートリオにジェレミー・スタイグを迎えた異色作。エヴァンスにとってはヴァーヴ時代最後の作品となる。[4]は『ポートレイト・イン・ジャズ』における名演と同じアレンジで、いつになく緊張感を孕んだ演奏。フルートの音色が加わることでより一層知的なムードが深まっている。マイルス・デイヴィス作の[7]に至っては、スタイグが唾を飛ばし、唄いながら吹くという過激さではあるが、音楽そのものはあくまでも格調高く、決して下品にはならない。そして本作の白眉、バラードの[6]はもう神秘的なまでの美しさ。紙ジャケあり ★★★★

1. ストレート・ノー・チェイサー (Straight, No Chaser)
2. ラヴァー・マン (Lover Man)
3. ホワッツ・ニュー (What's New)
4. 枯葉 (Autumn Leaves)
5. タイム・アウト・フォー・クリス
6. スパルタカス 愛のテーマ (Love Theme from "Spartacus")
7. ソー・ホワット (So What)

Jeremy Steig (fl),Bill Evans (p),Eddie Gomez (b),Marty Morell (ds)
[Verve] 30.Jan, 3,5.Feb, 11.Mar. 1969. NYC.

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