ウェザー・リポート 『Weather Report』


ウェザー・リポート 『Weather Report』
輸入盤あり

 ウエイン・ショーター、ジョー・ザヴィヌル、ミロスラフ・ヴィトウスの三人が中心となって結成されたグループ、ウェザー・リポートのデビュー・アルバム。まず、これを聴いて連想するのは、マイルス・デイヴィスの『イン・ア・サイレント・ウエイ』である。次にショーターの参加していたマイルスの”黄金のクインテット”時代。電気楽器を大量に使っているものの、全体のサウンドはソフトで牧歌的。アルフォンゾ・モウゾンの[3]におけるドラミングは、まるでトニー・ウイリアムスのよう。その後フュージョンの代表的グループとなるウェザー・リポートだが、まだマイルスの影響下で試行錯誤を行っている段階。しかし、これはこれでシュールで美しい見事な音楽だ。 ★★★★

1. ミルキー・ウェイ
2. アンブレラ
3. セヴンス・アロー
4. オレンジ・レディ
5. モーニング・レイク
6. ウォーターフォール
7. ティアーズ
8. ユリディス

Wayne Shorter (ss),Joe Zawinul (el-p),Miroslav Vitous (b),Alphonze Mouzon (ds,voice),Airto Moreira,Barbara Burton (perc)
[Columbia] 16,17,18,22,Feb. 17.Mar. 1971.NYC. Engineer:Wayne Tarnowski


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コメント

おお、まさにジャズの生き字引ですね。
ひょっとすると「モーニン」を口ずさんだという蕎麦屋の伝説の板前さんですか?
あれは板前じゃなくて出前だったか(^^;

投稿者 Master : September 13, 2006 02:50 PM

青春真っ只中の尖がりまくっていた頃にリリースされたアルバムです。 一連のマイルススタジオ録音の後、「イン・ア・サイレントウェイ」から「ビッチェス・ブリュー」が出たときの興奮は凄いモンでした。 そして「ウェザ・リポート」 あの時、ザヴィヌル、ショーターが「全員が同時にアドリブ(ソロ)を取りそれが調和している新しい形態の音楽」みたいなお話をしていたのをよく覚えています。 最初の東京公演はワクワクして見に行きました。 そしてさらにその後C.コリアの「リターン・トゥー・フォーエヴァー」のリリースですから、間違いなく音を立ててジャズが大変動を起こしていると感じた時代でした。フュージョンなんて言葉さえなく、ジャズはフォービートでなければならないとまだまだ多くのジャズファンが思い、電気楽器なんてジャズで使ってはいけないと思っていた時代でした。 シミジミ(笑) 時代を肌で感じられていたのは今思い出しても幸せです。

投稿者 板前 : September 13, 2006 12:17 PM