ウエイン・ショーター(ts,ss,p) 『Native Dancer』

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ウエイン・ショーター(ts,ss,p) 『ネイティブ・ダンサー』

 1990年発行の「名演!Jazz Saxophone(講談社)」という本のなかで、熊谷美広氏が本作のことを誉めて誉めて誉めちぎった。「究極の大傑作」とまで書かれたら、そら誰だって聴いてみたくなるというものだ。半信半疑で買ってきた。'90年といえばまだわたしが生硬なアコースティック一辺倒のジャズ青年だった頃だ。ブラジル音楽とフュージョンを融合したようなサウンドの前に撃沈。こんなものとても聴いてられんとほどなく処分を決めた。しかし熊谷氏の大絶賛はいつまでも心の隅に残り、何年かを経てもう一度買ってきた。今では氏のように「奇跡」とか「神」とは言わないまでも、愛聴盤のひとつに成長している。このまま聴いていたら、いつの日か氏の言う「桃源郷」が訪れるだろうか?輸入盤あり ★★★★

1. ポンタ・ジ・アレイア (PONTA DE AREIA)
2. ビューティ&ザ・ビースト
3. タルジ
4. ミラクル・オブ・ザ・フィッシュ
5. ジアナ
6. 孤独の午後
7. アナ・マリア
8. リリア
9. ジョアンナのテーマ

Wayne Shorter (ss,ts,p),Herbie Hancock (p,key),Milton Nascimento (g,vo),Wagner Tiso (key),Jay Graydon (g,b),David Amaro (g),Dave McDaniel (b),Robert Silva (ds,perc),Airto Moreira (perc)
[Columbia] 12.Sep.1974. LA. Engineer:Robert Fraboni

"南国ムードのジャズ特集"


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コメント

本当に感動した人の言葉は、いかなる評論より説得力があるってことですねー。

投稿者 Master : October 8, 2006 02:24 PM

これが出た当時はマイルス一辺倒で見向きもしませんでした(笑
一世を風靡した作品で影響力があったから、やっぱり耳になじんだ懐かしい音なんですけど。
この手の桃源郷サウンドだったら、
当時に聴いていた細野晴臣なんかの方が怪しげでおもしろいって感じがします。

投稿者 Aquirax : October 7, 2006 10:46 AM