何かを繋げば何かの音がする

長年TVの裏で熟成された秘蔵のオマケケーブル

 インフラノイズDAC-1をいろんなシステムに繋いでみた結果、DAC-1からアナログ出力するRCAケーブルよりも、むしろCDトランスポートからDAC-1に繋ぐデジタルケーブルの影響がすごく大きいようだった。ケーブルで音が変わることくらい知ってるけれど、デジタルケーブルでこうも違うとなるとやはり不思議な感じがする。
 昔から、CDしか聴かなかったオーディオシステムにアナログプレーヤーを繋ぐと、なぜかCDの音がアナログっぽくなると、そういう話があった。しかもオルトフォンの針が付いてれば、CDもオルトフォンの音がするらしい。
 通常、プリアンプの使ってないフォノ端子には、「雑音を拾う」との理由でショートピンを付けておくことが推奨されるが、その理屈でいけば当然のことながらショートピンを差せばショートピンの音がするわけだ。
 アース線もどんな線かで音が違うというし、その線の先を何に繋ぐかによってもそりゃあ違うだろう。要するに、オーディオシステム全体を大きなひとつの楽器として考えるなら、何かを繋げば、その何かの音が乗ってくる。太いか細いか、硬いのか柔らかいのか。音が変わらないはずのデジタルケーブルで音が変わるのはそういうわけなんだ。


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