ルー・ドナルドソン(as) 『Quartet Quintet Sextet』

ルー・ドナルドソン(as) 『Quartet Quintet Sextet』

 ルー・ドナルドソンは紛れもないパーカー派アルト奏者であるが、チャーリー・パーカーの吹く同曲を思い浮かべて[1]を聴くと、悪くはないけど随分と間が抜けて聞こえる。本領発揮はブルースナンバーの[2]。短いながらも、ルー、シルバー、ミッチェルと、上手い具合にソロが受け渡され、最後にもう一度ルーが〆る。[4]は7年後の『タイム・イズ・ライト』で、同じくミッチェルのトランペットと組んで再演。飄々とアルトを吹く[6]なども、じつに味がある。アート・ブレイキーがドラムを叩く後半より、ガタゴトと列車が走るようにシルバーのピアノが煽る前半のほうが好きだ。 ★★★☆☆

1.イフ・アイ・ラヴ・アゲイン (If I Love Again)
2.ダウン・ホーム
3.ザ・ベスト・シングス・イン・ライフ・アー・フリー (Best Things in Life Are Free)
4.ルーズ・ブルース (Lou's Blues)
5.チーク・トゥ・チーク (Cheek to Cheek)
6.スイート・ジュース
7.ザ・ストローラー
8.ロッカス (Roccus)
9.カラカス
10.モーズ・ブラフ

Blue Mitchell,Kenny Dorham (tp),Lou Donaldson (as),Matthew Gee (tb),Horace Silver,Elmo Hope (p),Percy Heath,Gene Ramey (b),Art Blakey,Art Taylor (ds)
[Bluenote] 20.Jun, 19.Nov. 1952. 22.Aug.1954. Engineer:Doug Hawkins,Van Gelder
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