アナログは滲む デジタルはゆがむ

 過去のエントリーで、意外と人気がある、というか、関心を持たれてるなと感じるもののなかに"アナログとデジタル、最大の違い"というのがある。何故そう感じるのかというと、検索エンジンから「アナログ デジタル 違い」という検索語句に引っかかってやって来る人が多いのだ。
 アナログとデジタルの違いくらい、そんなもん聴いたら分るやんケと思うけれども、実際のところ、いったい何が違うのか明快に答えきった人は意外と少ないように思う。

 喩えていうなれば、
 アナログは「汚れた写真」 デジタルは「細切れになった写真」
 そんなふうに表現できる。
adm.jpg
 上の写真は左がアナログ、中央がデジタル、右をマスターと考えていただきたい。
 左(=アナログ)は全体がノイズで汚されている。中央(=デジタル)は汚れはないものの、パーツの位置関係が乱れて人相(犬相?)が変化してしまっている。
 さあ、どっちを選ぶか。

 アナログとデジタルの違いは、こうして目で見るならば一目瞭然だが、オーディオの音だけとなると何がどう違うのかよくわからない。
 要するにアナログは滲み、デジタルはゆがむという性質をそれぞれが持ってるということなのだ。
 昔からアナログ一筋の人は、音の佇まいがゆがんで再生されるのが許せない。
 その一方で、パチパチシャーシャーとノイズが乗ったり、音の鮮度が落ちやすいアナログを嫌う人も居て、どっちを採るかは、もうその人個人の問題である。

 しかしながら、どちらも鮮度を保ち、うまく再生することができたならば、それは極めてマスターテープに近い状態に持っていける。インフラノイズのDAC-1は、それを証明できる数少ないオーディオ機器のひとつなのだ。


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コメント

うん。写真で表現すると分かりやすいと思う。
僕もだいたい同じようなイメージを持ってます。

うちの、ローエンド・ユニバーサル・プレーヤーも調子いい
ですよ。クロック交換もDAC交換も、何もしていないのに。
デジタルは進歩が速いから、安くても新しい物を買ったほうが
いいみたい。

投稿者 kangaroo : April 17, 2006 08:48 PM