ジョン・コルトレーン(ts,ss) 『Coltrane "Live" At The Village Vanguard』

ジョン・コルトレーン(ts,ss) 『Coltrane "Live" At The Village Vanguard』

 時代劇のテーマかいなと思うようなクサいイントロに続き、寄せては返す三拍子のへヴィーなリフレイン。あの「マイ・フェイバリット・シングス」と同じく、短調と長調を行き来する自由さを内包する[1]。そのあと出てくる[2]の軽快さ、素直さは意外なほど。ああ、まだスタンダードやってたのね、とホッとするのもつかの間。後半ソプラノサックスで入ってくるトレーンはマトモに終わろうとする演奏を阻止するかのよう。圧巻は[3]。ベースとドラムのみをバックに、約16分もの間、もう最初から最後まで吹いて吹いて吹きまくるトレーン。ステージを動き回る彼を録音技師ヴァン・ゲルダーがマイクを持って追いかけたことからこの曲名がついたそうだ。 ★★★★

1.スピリチュアル
2.朝日の如くさわやかに (Softly, As In A Morning Sunrise)
3.チェイシン・ザ・トレーン

John Coltrane (ts,ss),Eric Dolphy (bass-cl),McCoy Tyner (p),Reggie Workman (b),Elvin Jones (ds)
[Impulse!] 2,3,Nov.1961. Engineer:Van Gelder


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