アート・ブレイキー(ds) 『A Night at Birdland』

アート・ブレイキー(ds) 『A Night at Birdland, Vol.1』


アート・ブレイキー(ds) 『A Night at Birdland, Vol.2』

(輸入盤あり
Vol.1Vol.2
 ハードバップは'54年2月21日深夜、ニューヨークのジャズクラブ”バードランド”で誕生したことになっている。その夜の模様をばっちり捕らえたのがこの『バードランドの夜』。名物の小人司会者ピー・ウィー・マーケットによるメンバー紹介に続いて幕を開ける「スプリット・キック」は、従来のビ・バップとは明らかに違った響きを持つ。当夜はディジー・ガレスピーも客席に居たそうだが、彼の作曲した「チュニジアの夜」や「ナウズ・ザ・タイム」、「コンファメーション」など典型的なビ・バップ曲を中心に展開するも、今までとは何かが違う、この熱気や興奮!クリフォード・ブラウンが「ワンス・イン・ア・ホワイル」、ルー・ドナルドソンが「イフ・アイ・ハド・ユー」、フロントの二人をフィーチュアしたバラードがそれぞれ一曲づつ与えられており、どちらも素晴らしい演奏だ。ブラウンはこの二年後に自動車事故で夭折するが、シルバー、ブレイキー、ドナルドソンは、それぞれ長きにわたってブルーノートレコードの看板プレーヤーとして活躍することになる。少々乱暴な言い方をするなら、ブルーノートを聴くということは、ホレス・シルバーを、アート・ブレイキーを聴くことであり、ルー・ドナルドソンを聴くことなのである。 ★★★★★

[A Night at Birdland, Vol.1]

1.スプリット・キック (Split Kick)
2.ワンス・イン・ア・ホワイル (Once in a While)
3.クイックシルヴァー (Quicksilver)
4.チュニジアの夜 (A Night in Tunisia)
5.メイリー

[A Night at Birdland, Vol.2]

1.ウィー・ドット (Wee-Dot)
2.イフ・アイ・ハド・ユー (If I Had You)
3.クイックシルヴァー(別テイク)
4.ナウズ・ザ・タイム (Now's The Time)
5.コンファメーション (Confirmation)

Clifford Brown (tp),Lou Donaldson (as),Horace Silver (p),Curly Russell (b),Art Blakey (ds)
[Bluenote] 21.Feb.1954, live at Birdland.NYC. Engineer:Van Gelder

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