バド・パウエル(p) 『Bud Powell in Paris』


バド・パウエル(p) 『Bud Powell in Paris』

 御大デューク・エリントンがプロデュースした後期パウエルの代表作。パウエルが俗に”パウエル派”と呼ばれるピアニストたちと大きく違う点のひとつが左手のコード使い。ビバップからハードバップに進化する過程で、多くのピアニストのコードは、パーカッシブに歯切れよく弾かれるようになったが、パウエルは両手を使って和音を伸ばし、音の混ざり具合を微妙にコントロールするのだ。本盤の印象を決定しているのはアップテンポの[1]や[2]だろうが、その次に出てくるバラードの[3]で聴かれる和音の重なりがじつに見事だ。 ★★★★

1.How High the Moon
2.Dear Old Stockholm
3.Body and Soul
4.Jordu
5.Reets and I
6.Satin Doll
7.Parisian Thoroughfare
8.I Can't Get Started
9.Little Bennie (Crazeology)
10.(Back Home Again In) Indiana [#][*]
11.B-Flat Blues [#][*]

Bud Powell (p),Gilbert Rovere (b),Carl Donnell "Kansas" Fields (ds)
[Reprise] Feb.1963. Paris.
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