バド・パウエル(p) 『Portrait Of Thelonious』

バド・パウエル(p) 『Portrait Of Thelonious』

 パリでは人種差別も少なく、優れた芸術家としての待遇は米国のそれとは天地ほどの差があったようだ。そのため黒人ジャズメンがこぞって移住。ドラムのケニー・クラークは真っ先に住みついた一人。マイルス・デイヴィスはパリから帰国、その落差に失望してヘロインに手を出したと語っている。パウエルも精神疾患の療養を兼ねてパリに移り住む。その姿は、映画『ラウンド・ミッドナイト』のモデルとなった。本作品は”The Three Bosses”(フランスでのレギュラートリオ)によるモンク作品集。好調なプレイを見せるパウエルだが、取ってつけたような拍手はちょっとわざとらしい。 ★★★☆☆

1.オフ・マイナー (Off Minor)
2.ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー (There Will Never Be Another You)
3.ルビー・マイ・ディア (Ruby, My Dear)
4.ノー・ネーム・ブルース
5.セロニアス (Thelonious)
6.モンクス・ムード (Monk's Mood)
7.アイ・エイント・フーリン
8.スクアッティ
9.同(未発表テイク)

The Three Bosses : Bud Powell (p),Pierre Michelot (b),Kenny Clarke (d)
[Columbia] 17.Dec.1961.Paris, France,


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