マイルス・デイヴィス(tp) 『Miles Davis And The Modern Jazz Giants』
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マイルス・デイヴィス(tp) 『Miles Davis And The Modern Jazz Giants』

 「オレのバックでピアノを弾くな」マイルスにそう言われたモンクが怒って演奏をやめてしまう”クリスマスイブのケンカセッション”として伝説になった[1]。実際には諍いなどなく、まったくのデマであることをマイルス自身が語っている。ベースとドラムスのみをバックに、空間を活かした”ストロール”と呼ばれるサウンドを模索していたマイルスがピアノソロの途中にモンクに話しかける。ピアノソロが中断、続けるようマイルスのトランペットが促す。続くマイルスのソロのバックではモンクは弾かない。テイク1の[5]とこの部分を聴き比べてみよう。どちらが良いサウンドか、諍いはあったのか、自ずと答えは明らかになる。  ★★★★★

1. The Man I Love [Take 2]
2. Swing Spring
3. 'Round Midnight
4. Bemsha Swing
5. The Man I Love [Take 1]

Miles Davis (tp),John Coltrane (ts),Milt Jackson (vib),Percy Heath,Paul Chambers (b),Thelonious Monk,Red Garland (p),Kenny Clarke,Philly Joe Jones (ds)
[Prestige] 24.Dec.1954, 26.Oct.1956. Engneer:Van Gelder


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