エリック・ドルフィー(as,flu,cl,bass cl) 『Out There』


エリック・ドルフィー(as,flu,cl,bass cl) 『Out There』

 ジャズにおいては、楽器を大きな音で鳴らせることが最重要課題である。ただ力任せに吹いたり叩いたりしても大きな音では鳴らないのだ。ドルフィーほど大きく、しかも美しい音で楽器を鳴らした人はいない。難解とされながらも、彼が多くの人々に愛されるのは、この美しい音色ゆえではないか。本作はピアノレスで、ロン・カーターがチェロで参加。もはやドルフィーにとって、コードによる制約は意味がない。ひたすら爽快な[1]に痺れる。 ★★★★

1. Out There
2. Serene
3. Baron
4. Eclipse
5. 17 West
6. Sketch of Melba
7. Feathers

Eric Dolphy (as,flu,cl,bass cl),Ron Carter (cello),George Duvivier (b),Roy Haynes (ds)
[Prestige] 15..Aug.1960. Engineer:Van Gelder


« ホレス・シルバー(p) 『Horace Silver and The Jazz Messengers』 | メイン | ビル・エヴァンス(p) 『Green Dolphin Street』 »