アート・ペッパー(as) 『The Art Of Pepper』


アート・ペッパー(as) 『The Art Of Pepper』

 菅原正二著『ジャズ喫茶「ベイシー」の選択』のなかで、初めて「ベイシー」にやって来たオーディオ評論家の菅野沖彦氏に、「凄い!!」と言わしめたのが本盤の[1]ということになっている。P.52からの「菅野沖彦参上!」は傑作で、このくだりを思いだしながら何度も当店で本盤をかけるが、ちーっとも「凄い」音が出てくれない。普通である。同書によれば菅野氏来店は「1974年初夏」。この時点で”幻のオメガ盤”と呼ばれた本盤が「ベイシー」にあったということだけでも結構凄い。カール・パーキンスが好演。 ★★★☆☆

1.ホリデイ・フライト
2.トゥー・クロース・フォー・コンフォート (Too Close for Comfort)
3.ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ (Long Ago And Far Away)
4.ビギン・ザ・ビギン
5.恋のため息
6.ウェッブ・シティ
7.サマータイム (Summertime)
8.魅惑のリズム
9.ボディ・アンド・ソウル (Body And Soul)
10.ウィズアウト・ア・ソング
11.そよ風と私
12.サーフ・ライド

Art Pepper (as),Carl Perkins (p),Ben Tucker (b),Chuck Flores (ds)
[Omega] 1958.L.A.


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