カウント・ベイシー・オーケストラ 『April In Paris』

カウント・ベイシー・オーケストラ 『エイプリル・イン・パリ』

 ベイシーバンドには、ジャズに付き物の隠微な雰囲気が一切ない。ベイシーお馴染みの名曲がいっぱい入ってて単純明快、それでいて豪快にスイングする本盤もおすすめだ。「ワン・モア・タイム!」の掛声で繰り返し演奏される表題曲[1]が特に有名。「間の美学」、「合いの手の美学」とでも言うべきか。その極めつけが[6]でドラムのソニー・ペインが放つ「タットン、タットン、タトンタトン!」。TV番組「人志松本のすべらない話」を見て、「おっ、ベイシーじゃん。えーと、この曲なんだっけ?」と思った貴方、[10]の「ディナー・ウィズ・フレンズ」が正解。[5]もCM前などによくかかる。輸入盤あり ★★★★

1.エイプリル・イン・パリ (April in Paris)
2.コーナー・ポケット (Corner Poket)
3.ディドン・ユー
4.スウィーティ・ケイクス
5.マジック
6.シャイニー・ストッキングス (Shiny Stockings)
7.ホワット・アム・アイ・ヒア・フォー (What Am I Here For)
8.ミジェッツ
9.マンボ・イン (Mambo Inn)
10.ディナー・ウィズ・フレンズ

Count Basie (p),Thad Jones,Joe Newman,Wendell Culley,Reunald Jones (tp),Henry Coker,Benny Powell,Bill Hughes (tb),Marshall Royal,Billy Graham (as),Frank Wes,Frank Foster (ts),Charlie Fowlkes (bs),Freddie Green (g),Sonny Payne (ds),Quincy Jones (tp)[9][10]
[Verve] 26,27.Jul.1955, 4,5.Jan.1956.


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コメント

『エイプリル・イン・パリ』、今偉そうにアナログで聴いています(おととい届いたプレーヤーは、まだ箱から出せてません。その前にやらなきゃいけないこと多過ぎて)。

12年くらい前、初めて一ノ関「ベイシー」に行ったとき、自分ちで鳴らないビッグバンドジャズがどうしてこんなにもスカッと鳴るのか、腰を抜かしたことなど思い出しました。それまでは「自分は、ビッグバンドジャズを嫌いなのだ」と思い込んでいたのですが、何のことはない。自分の使いこなしが未熟だっただけなのです。とほほ。

1年半くらい「ベイシー」に行ってないので、「ベイシー」と同じ水準で鳴らせるようになった(爆)なんてとてもいえないのですが、少なくともビッグバンドジャズ嫌いを作らない程度には鳴らせるようになりました。

やたらドンシャリにして、汚い響きを付加しないと、ジャズは再生できないと誤解している方もいらっしゃいのすが、そんなこと全然ないですね。

きょう4日は日帰りで「JJ工房」に参加させていただこう、またMasterからいろいろ教えていただこうと思っていたのですが、カートリッジとプレーヤーを新調してしまったので、交通費がなくなり(涙)ました。皆様による詳細レポートを期待しております。

投稿者 村井裕弥 : May 4, 2009 08:55 AM