アート・ペッパー(as) 『Intensity』


アート・ペッパー(as) 『Intensity』

 チャーリー・パーカーがへべれけになりながら残した名バラード「ラヴァー・マン」にちょうど相当するのが、本作での「降っても晴れても」。短いながらも渾身の力が込められた名演だ。天才の名を欲しいままにしたペッパーもすでに盛りの時期は過ぎ、他のアップテンポ曲でも、「さすが!」と思わせる局面は何度も出てくるが、いかんせん先が続かない。がんばれペッパー!とハラハラしながら聴いてしまう。ペッパーを温かく盛り立てるリズムセクションは絶好調。 ★★★★


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