『マイルス・デイヴィスの生涯』

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『マイルス・デイヴィスの生涯』ジョン スウェッド(著) John Szwed(原著) 丸山 京子(翻訳)

 マイルス・デイヴィスの一生は、音楽ファンにとって、たとえば豊臣秀吉がどういう生涯を生きたかと同じように、ドラマチックな周知のあらすじがあり、周囲の人たちの証言によって推し量られながら全貌を形作っていくものだ。少年時代、チャーリー・パーカーとの出会い、ヘロイン地獄からの脱出、病気による引退、復帰など、「マイルス・デイビス自叙伝」と同じく、ほぼ時系列に著されている。なかなか立派な良い本だが、500頁近いので、まるっきり初心者が読むのは少々骨が折れるかもしれない。まずは中山康樹さんの「マイルス・デイヴィス完全入門」や、「マイルス・デイビス自叙伝」を読んでから手に取れば、著名人の語る新たなマイルスの側面が見えてくる。「売人にパンチを入れ、二度とヘロインに手を出せばお前を殺すと凄んだんだ。(デニス・ホッパー)」


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