アート・ペッパー(as) 『Art Pepper Meets The Rhythm Section 』

アート・ペッパー(as) 『Art Pepper Meets The Rhythm Section 』

 マイルス・バンドのリズムセクションだから『クッキン』みたいかというとそうでもなく、全然違ったものになっている。第一に、絶対にマイルスが演らなさそうな曲がずらりと並んでる。第二に、コントラスト鮮やかなヴァン・ゲルダーと緻密に描き出すロイ・デュナンの録音の違い。第三にペッパーに食ってかかるようなフィリー・ジョーのドラミングの冴え。それでいて本作が見事にペッパーの音楽になっているのは、やはりマイルスとペッパーの美意識の違いにある。スタイルが変わっても瞬時に追随するは、さすが”オール・アメリカン・リズムセクション”。定番中の定番。国内盤あり ★★★★★

1.You'd Be So Nice To Come Home To
2.Red Pepper Blues
3.Imagination
4.Waltz Me Blues
5.Straight Life
6.Jazz Me Blues
7.Tin Tin Deo
8.Star Eyes
9.Birks Works

Art Pepper (as),Paul Chambers (b),Red Garland (p),Philly Joe Jones (ds)
[Contemporary] 19.Jan.1957. Engineer:Roy DuNann, Cover Photo:William Claxton


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