セロニアス・モンク(p) 『Monk's Music』


セロニアス・モンク(p) 『モンクス・ミュージック』

 間違ったり失敗したことがあきらかにわかる演奏が名盤になってしまうなんてことは、他のジャンルではちょっと考えられない。2曲目の「ウェル・ユー・ニードント」で、拍数を勘違いしたのか自分のピアノソロを早々と終わらせたモンクが、何を思ったか「コルトレーン!コルトレーン!」と叫ぶ(ウトウトしてたとの説あり)。ハッとしたのかその後出てくるコルトレーンの凄いこと!オクラ入りにするのは勿体無い。しかも「エピストロフィー」では、アート・ブレイキーのドラムソロの途中でコールマン・ホーキンスが入ってくる。これはさすがにカッコ悪い。(笑) ★★★★★

1.Abide With Me
2.Well, You Needn't
3.Ruby, My Dear
4.Off Minor (Take 5)
5.Off Minor (Take 4)
6.Epistrophy
7.Crepuscule With Nellie (Take 6)
8.Crepuscule With Nellie (Takes 4 And 5)

Thelonious Monk (p),Ray Copeland (tp),Gigi Gryce (as),Coleman Hawkins,John Coltrane (ts),Wilbur Ware (b),Art Blakey (ds)
[Riverside] 26.Jun.1957.NY. Engineer:Jack Higgins(Reeves Sound Studios)


« オーディオを楽器と観ずれば思考のパラダイムシフトが起きる | メイン | 誰も知らない「良い音」のわけ »