オーディオを楽器と観ずれば思考のパラダイムシフトが起きる

もし一切の電気的な考え方を払拭し、オーディオ機器は”楽器”であるという観点で見るならば、
様々な謎が解け、これまでと違う新たな視野が開けてくるだろう。

たとえば電源まわり。
電源タップ、電源ケーブルに始まって、クリーン電源、さらにはブレーカーや
分電盤にいたるまで、オーディオ用と称したものが数多く出まわっている。

それらの商品を使えば、確かに音は変わる。
普通の人はメーカーの説明どおり、
「おお、音が良くなった。やはり今までは電気が汚れていたのだな。」
と、素直に受け止めるのだろうが、
電気のことがよく解らないわたしは、
その変化が電源に混入していたノイズが取り去られた結果だとは素直に思えない。

そのクリーン電源装置なり、タップなり、
ブレーカーなりについてる音が乗ってきたんじゃないか?
まず、そう疑いを入れる。我ながらイヤな奴だ。(^^;

メーカーさんの言うとおり、
ノイズを取り去って電気がキレイになった効果もあるんだろうな、とは思う。
しかしながら、それら電源アクセサリーを経由することで、
なんらかの音がつくことは避けられない。
聴く人によっては、ついてくる音が都合のいい音である場合とない場合が当然出てくるわけだ。

誰が考えたのか知らないが、オーディオ界に蔓延する「何々対策」という言葉、
こいつが誤解の元かもしれない。
振動とか電磁波とか、あたかも再生を邪魔する悪者があって、
それを駆逐していけば真実の音が得られるというようなニュアンスがこの言葉に感じられる。

「対策」を施したつもりであっても、もう一度そいつをじっと見てみよう。
こいつは音をつけてるんじゃあないのか??


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