レイ・ブライアント(p) 『Ray Bryant Plays』

レイ ・ブライアント(p)
『Ray Bryant Plays』

 まだオーディオに無頓着だった頃、なぜかこのCDだけは素晴らしくイイ音がした。[10]のタップリしたベースにスカッ!とヌケるドラム、気品溢れるザックリしたピアノの音を聴いてると、まるでジャズ喫茶に居るようではないか。こういうジャズはつるつるのハイエンド・オーディオではちょっと味気ない。[1]のブラッシュワークなど、どちらかといえば艶消しのざらざら感が欲しいし、[7]のシンバルレガートはスティックの先に飴玉をつけたような粘りが欲しい。わたしはこれで「ジャズサウンド」に目覚めた。いつまでも聴いていたい。モダンジャズの香り高き逸品。輸入盤あり ★★★★

1.デロネェのジレンマ (Delaunay's Dilemma)
2.ブルー・モンク (Blue Monk)
3.ミスティ (Misty)
4.スニーキング・アラウンド
5.ナウズ・ザ・タイム (Now's The Time)
6.ホイートレイ・ホール
7.ドゥードゥリン (Doodlin')
8.ア・ハンドレッド・ドリームス・フロム・ナウ
9.バグス・グルーヴ (Bag's Groove)
10.ウォーキン (Walkin')
11.A列車で行こう (Take The "A" Train)
12.ウィスパー・ノット (Whisper Not)

Ray Bryant (p),Tommy Bryant (b),Oliver Jackson (ds)
[Roulette] 29.Oct, 5,6.Nov. 1959. NYC


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