スタン・ゲッツ、ジェリー・マリガン(ts,bs) 『Getz Meets Mulligan in Hi-Fi』

スタン・ゲッツ、ジェリー・マリガン(ts,bs) 『Getz Meets Mulligan in Hi-Fi』

 紅葉がひらりと舞い落ちるようなピアノのイントロで始まる[1]、じつはゲッツとマリガンが楽器を交換して吹いている。バリトンを吹いてもゲッツはゲッツだし、テナーを吹いてもマリガンはマリガン。曲によって入れ替わる。官能的にコブシをまわすゲッツに対し、ゴシック調とでもいうべき直線的なフレーズのマリガン。どっちがどっちか判別できるようになれば一先ずジャズ初心者は卒業。リズムセクションはでしゃばることなく、軽く小粋にスイングする。ビンテージの風合い、リラックスした雰囲気がとてもいい。マリガン作の[6]に傾聴。 ★★★★

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