ジョン・コルトレーン(ts) 『Giant Steps』 


ジョン・コルトレーン(ts)
『Giant Steps』

 名手であってもその資質が音楽性に合わない例はいくつもある。本盤別テイクにおけるレックス・ハンフリーズのドラムと本テイクのアート・テイラーを比べてほしい。ハンフリーズもなかなかの腕前だが、ここではハイハットの裏打ちがコルトレーンのスピード感についていけてない。1ヶ月後、ピアノとドラムを替え、満を辞してレコーディングに臨む。傑作が生まれた。完璧だ。トレーンはこのレコーディングでのポール・チェンバースのベースに余程関心したらしく、「ミスタ・ポール・チェンバース」として[7]を捧げている。 ★★★★★

1.Giant Steps
2.Cousin Mary
3.Countdown
4.Spiral
5.Syeeda's Song Flute
6.Naima
7.Mr. P.C.
8.Giant Steps [Alternate Take]
9.Naima [Alternate Take]
10.Cousin Mary [Alternate Take]
11.Countdown [Alternate Take]
12.Syeeda's Song Flute [Alternate Take]

John Coltrane (ts),Tommy Flanagan,Cedar Walton,Wynton Kelly (p),Paul Chambers (b),Jimmy Cobb,Art Taylor,Lex Humphries (ds)
[Atlantic] 1,Apl. 4.May. 2.Dec.1959,NY. Engineer:Tom Dowd & Phil Iehle


« ジョン・コルトレーン(ts) 『Lush Life』 | メイン | ジョン・コルトレーン(ts,ss) 『My Favorite Things』 »