年寄りだからしょうがない?
400ccのオートバイを降りて29年になる。以降全く運転してないから、その間にできたセルフのガソリンスタンドもETCも未体験、何より四輪の知識もゼロに等しい。
刑事ドラマで「犯行に使われた車は黒っぽいセダン」なんてセリフがよく出てくるが、セダンとクーペの違いすらわからない。そんなズブの素人が習おうというのだから大変だ。
還暦が近いということは、現役でバリバリ働いてる人間はほぼ年下ということである。教習所の教官も例に漏れず、(年上かなと思える先生もいるにはいる)高圧的な態度の人に当たって嫌な思いをしたことはない。
女性の事務員さんも親切だし、送迎バスの運転手は乗り降りの際に小雨が降ってくると「ささっ、どうぞこちらへ」と傘を差し出すVIP待遇。
教習所といえば、昔の「暗くて薄汚ない校舎に横柄な態度の教官にブレーキを踏まれる」みたいなイメージだったが、今では施設も明るくキレイで感じのいい人ばかり。
嫌なことといったら、技能教習の単位を落として自分の運動神経の無さにガックリすることくらいか(二輪免許があるので学科は免除)。
現時点ですでに技能4時間の超過料金が発生しているが、料金云々よりも、できないことに対して「年寄りだからしょうがない」と思われるのが悔しい。年取ってるからどんくさいんじゃないぞ!わたしは元からどんくさいのだ!!( ̄▽ ̄;
(つづく)